こんにちは。10max(@10max)です。
ベトナムではZaloにViber、Skypeと、メジャーなメッセージングアプリが多過ぎる問題がありますが、それはさておき、中でも特に重宝するのがZaloです。電話番号で簡単に検索出来たりするので、アパートの管理人さんや飲食店とのやり取りなど、様々な場面で活躍します。
そのZaloの筆者のアカウントが、先日突然「Disabled」(垢バン的な)となり、使えなくなってしまいました。
本記事では、今回垢バンされた理由(想定)と、アカウント本人認証・復活(Verification)の方法・経緯を記録しておきますので、同じ様な憂き目に遭われた方のご参考になれば幸いです。あくまでも個人的な体験談なので、全てのケースに当てはまるとは限らない点はご了承下さい。
※実は本記事を推敲していた2024年4月に、Zaloの方でアカウント認証方法に関する大きなアップデートがあったため、その前後の変更内容含めてご紹介します。
また、今回解決にはTwitter(X)上で色々と参考になる情報を頂きました。ありがとうございますm(_ _)m
Zaloアカウントが「Disable」された!
ある日、いつものようにZaloでメッセージを送ろうとしたら突然この有様ですよ。
「Your account has been disabled」
つまり、何かしらの理由でユーザーが怪しまれて、一時的に垢バンされてしまった状態です。
寝言は寝てから言って欲しいものです。こちとらもちろん、やましいことは何一つありません(あ、こないだ夜中にカップラーメン食べちゃったのがバレたかな・・・いや、それで罰せられるならZaloどころか国籍すら失ってるはず・・・)。
理由はPCとMacからのログイン?
しかし、(夜中のラーメン以外に)心当たりが全く無い訳ではありません。
実はこの直前に、自宅のMacからZaloにログインしたんです。それまで職場のWindows PCではログインしていたのですが、自宅のMacからログインしたのはこの時が初めてだったんですね。
Twitter(X)などで色々調べてみると、どうも複数の異なるPC・Macからログインすると、怪しい行動と見られて垢バンされるケースが多い様です。そんな使い方は全く普通だと思うし、もしそうなら複数PCからログインしようとした時に何らかのアラートを出して欲しいですよね。。。
もちろんこの手のケース全てでDisabledされるのかは分かりませんが、どうもそうしたケースは散発している様です。
Zaloアカウント復旧・本人認証方法
さて、ともあれ、上の画面に
「Please verify your account to continue using Zalo.」
とある通り、復旧するためにはアカウントのVerification(本人認証)が必要となります。
Zaloのアカウント本人認証を行うメリット
さて、ここで言う「アカウントの本人認証(Verification)」と言うのは、最初にZaloを使う時に行う電話番号(SMS)認証ではなく、国民IDやパスポートなどの身分証明書による本人確認です。
普通はそうした本人認証はしなくてもそのまま使えるので不要と思われるかも知れませんが、以下の様なメリットが存在します。
セキュリティイシューに関しては、今回のようなケースで垢バンされなくなる事に加え、アカウントの不正利用や乗っ取りのような被害にも遭いにくくなるのでしょう。これが一番大きなメリットです。
他にもオフィシャルアカウントとして利用できたり、1000人までのコミュニティが作れたり、といった機能制限解除のメリットもあるようですが、これらは個人利用ではあまり関係ないかも知れませんね。
ではここからアカウント本人認証の方法をご紹介していきますが、実はZaloのアカウント本人認証の方法が、筆者がちょうど垢バンされて復旧するまでの2024年4月頃に大きく変わったようです。
「2024年4月以降の最新のアカウント本人認証方法を手っ取り早く知りたい」という方はこちらに飛んでください。
(~2024年4月以前)Zaloサポートに連絡、認証を依頼
Zaloアカウントの本人確認のためには、通常はアプリ上で国民IDやパスポートのような身分証明書と自撮り写真の照合などを行うのですが、筆者がアカウントDisableされた2023年3月時点では、外国人のパスポートは対応していませんでした。
そのため最初に実施したのは、Zaloサポート(↓)に連絡し、認証を依頼するというものでした(ベトナム語なのでChromeで翻訳して利用)。
こちらのフォームに「アカウントがDisableされたが外国人なのでVerificationが行えないため認証をお願いしたい」旨を送信すると、メールで返信が返って来ます。
このカスタマーサポートがまあまあ「カス」タマーサポートで、最初に返事が返ってくるまでに5日間ほど、その後のやり取りも的を射ない返答ばかりで、結局3週間近く浪費。
兎にも角にも、ある日ようやくZaloが使えるようになりました。
(2024年4月以降)Zaloアプリでの外国パスポートでの本人認証
ところがその直後、外国人のパスポートでもZaloのアプリ上で本人認証が行えるようになりました。何というタイミング・・・。
何故それに気づいたのかと言うと、上の方法でZaloサポート経由で復旧した後も、アプリ上では「Not verified」のステータスのままだったのが少し気になって、たまに見ていたんですね。
その画面から、ある日試しに日本のパスポートでのVerificationを試してみたところ、何と出来てしまったので、その方法をご紹介しておきます。
まず、Zaloアプリを最新版にアップデートして下さい。
そうしたら、Zaloアプリの右下の「Me」→「Account and security」へと進みます。
こちらの画面に「Account verification」という項目があるのですが、アプリで本人認証を行う前はここが「Not verified」となっています。
ここで「Verify」をタップして進んでいきます。
次にパスポート写真をアップロードするのですが、以前はここでエラーが出て躓いてしまっていました。外国人パスポートが対象外だったためです。
ところが、4月下旬になってZaloアプリのアップデートをして試してみたところ、何と日本のパスポートでも通ったのです。
次にアプリで自撮りを行います。下の「Capture Selfie」という画面で、「Capture」をタップするとカメラモードになるので、枠内に自分の顔が収まるようにして撮影します。
これが通ると、次に下のように「Zalo will call you for verification」と出てきます。一体何のことかと思いますが、「CALL ME」をタップすると、文字通りZaloからテレビ電話が掛かって来ます。
テレビ電話と言っても、英語の自動音声です。枠の中に収まるように顔を映してくれ、的なことを言われるので言われる通りにすると、認証完了的な声とビープ音とともに電話が切れます。
このテレビ電話が切れると、下のように「認証情報の確認中」的なメッセージが出るので、あとは待ちましょう。
すると数分で、「Account verification successful!」というメッセージがZaloアプリに届きます。
Zaloアカウントの本人認証はこれで完了です。
再度「Account verification」のステータスを見ると、ちゃんと「Verified」になっています。
これで複数のPCやMacなどでZaloを開いても、安心して使い続けることが出来るはずです。突然のアカウント停止や乗っ取りなどのリスクも減らせるので、出来れば本人認証しておいた方が安心でしょうね。
以上、どこかの誰か(ベトナム在住者しかいないか・・・)のご参考になれば幸いです。
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