こんばんは。初めに「ブンボーフエ」と聞いた時に何となく「イノキボンバイエ」を思い出した10max(@10max)です。
フエの名物麺「ブンボーフエ」のお店はホーチミン市内にも多数ありますが、その中でも筆者が最近発見してハマっているのが、1区にある無名の名店「BÚN BÒ HUẾ Số 9」。
無名なのに名前があるじゃないか!と思われるかも知れませんが、Googleマップにも載っていなかったので、筆者が無理やり名前らしきものをGoogleさんに登録したのです。
そんな感じですが味は確かで、近隣で働く人たちで連日賑わっています。
※ホーチミン市内のローカルグルメまとめはこちら↓
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無名のブンボーフエの名店@HCMC1区「BÚN BÒ HUẾ Số 9」
前々から気になっていたんですよ、このお店。
うちのベトナム人社長に教えて貰った最強麵屋(↓)の一軒向こう隣にあって、結構人の入りも良いブンボーフエ屋。
しかし、すっかりこの最強麵屋の常連になってしまい、20mくらい手前からこの店のおばちゃんのスカウターに捕捉されてしまうので、奥のブンボーフエ屋は、近いようで月よりも遠い存在だったのです。
ベトナム🇻🇳のお姉様方のお得意客認識能力はスカウター並みで、いつもの麺屋に近付くと25mくらい先から手招きされるので、たまには隣の店に行きたいのにずっと行けないという謎の悩みが発生します😂 pic.twitter.com/wf7Z5gfY7j
— 10max🇻🇳 | 旅とベトナム (@10max) May 20, 2024
しかし先日、意を決して特殊部隊グリーンベレーのごとく極秘作戦を決行、裏ルートを潜航しスカウターの捕捉をすり抜けることで、ついに彼の地に到達することが出来たのです。
で、着丼の瞬間に麺食らいました。じゃない、それはいつものことだ。えっと、面食らいました。
筆者の知るブンボーフエって、こういった感じで、茶色系の割と濁り目のスープのイメージなんですね。こちら↓は本場フエのブンボーフエの名店で頂いたブンボーフエ。
しかし、この無名の名店のブンボーフエは、初見の印象がまるで別人のようだったのです。
2年越しの快挙✨社長おすす麺屋の1つ奥にありずっと気になってたブンボーフエ屋🍜
社長おすす麺屋のお姉様方のスカウターに捕捉されて来れなかったんだけど道路の反対側から顔を背けて回り込む事でついに到達😂美味い!何だこの関東風ならぬ関西風なクリアスープのブンボーフエは!継続深掘り決定🔥 pic.twitter.com/AjCchWQUtX
— 10max🇻🇳 | 旅とベトナム (@10max) October 29, 2024
まるで関東風に対する関西風のようなクリアなスープ!でもお味はしっかり。どちらかというとブンボーフエ特有のクセは和らげられて、雑味のない美味さ(けど味が薄いとかでは全然ない)お味・・・
表現が難しいのですが、とにかく美味いのです。
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アクセスと店内外 – ハイレベルローカル飯ストリート!
場所はこちら。この辺りは社長おすすめ最強麵屋はじめ、レベルの高いローカル飯屋の集まるストリートです。ベンタイン市場から徒歩7分ほどの好立地。
上でも触れた通りGoogleマップに載っていなかったので筆者が登録しました。
こちらが店頭なのですが、黄色いのれんや銀のワゴンに堂々と掲げられているのは、その名も「BUN BO HUE」・・・「うどん」といおう名のうどん屋状態。
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これベトナムあるあるなんですよね。
で、番地がそのまま店名になっている事が多いのもベトナムあるあるなので、のれんの右端の「Số 9」を添えて「BÚN BÒ HUẾ Số 9」と命名しました。Số 9というのは、この店の住所「Nguyễn Thái Bình通り9番地」の「9番地」。
もしこの店が将来ミシュランガイドに掲載されたら、この店名は筆者が付けたものなので、ミシュランガイドにも一言言っておきたいと思います。
店頭の厨房ワゴンには牛肉の塊がゴロゴロ。これが厚切りジェイソン状態で後ほど麺に乗って来ます。右上のインスタント乾麺「Mi Goi」が選べるのもこの店の特徴。
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店内は割と清潔です。
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メニュー
食事のメニューは潔く、ブンボーフエと、バリエーションとして麺をインスタント麺にした「Mi Goi」のみ。
それが左上の「BUN BO – MI GOI」ですが、その下は具のバリエーションでしょう。
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価格は、冷茶(Tra Da/チャダー)込みで50,000ドン(約300円)と、1区のこの立地にしてはかなり良心的です。
実食、クリアで深い旨味のスープと太麺がインパクト!
ということで改めて、BUN BOを注文します。具は特に指定していない、オーソドックスなものです。
2分ほどで着丼します。
ドーン!!!
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いやあこのスープ、まず見た目がいい・・・関東風チックなブンボーフエ界にあって、関西風のような見た目が新鮮です。牛肉もボリュームたっぷりで満足感高し。
スープの見た目はクリアですが、じゃあブンボーフエらしくないのかと言うとそんな事は全然なく、すっきりとしつつも牛出汁の旨味と特有のピリ味はちゃんと詰まっていて、間違いなくブンボーフエしてます。むしろ雑味が無く、ブンボーフエの美味さが凝縮されている感すらある。
麺は、ブンの中では太目のブンボーフエの中でも特に太い部類の様に思います。ブンと言う米麺は歯ごたえが無くブツブツ切れてしまうものが多い中で、これはしっかりと食べ応えがあり、非常に好きな部類です。
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添えられる野菜を好きなだけ乗せて頂きます。ブンボーフエと言うとこのクルクル野菜が鉄板。
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続いて、インスタント麺のMi Goiバージョンです。これは結構珍しいなじゃないかな。ブンボーフエ屋でミーゴイ。
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で、これがまた病みつきになりそうな美味しさ!牛出汁版チキンラーメン(それビーフラーメンか)のような、ちょっと食べたことの無い感じでありながら、でも全然クセが無くて普通にカップラーメンにしてほしい感じ。
あ、ちなみにこれはそれぞれ別の日に食べたものです。流石に二杯は・・・
と言いつつ、本流のブンボーフエも太麺で美味しいし、Mi Goi版もかなりお薦めだし、あまり来れない方に最もお薦めするとしたら、二杯・・・
いや、でもまあここはシグネチャーのブンボーフエで他と比べてみる、というのがやはり本筋でしょうか(笑)
と言う事で、1区の観光の中心地からも至近なので、ブンボーフエ気分の際にはぜひ候補に入れてみて下さい。
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