ハザン省博物館を大興奮の中で後にし、最後にハザン市を一望できるというカフェを訪れ、宿へ戻り〆のビールへとなだれ込むこととする。
ハザン市内で、バイクで鉄塔の下をくぐるという稀有な経験をしたことも念の為に記しておきたい。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/2000 sec, ISO50)
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〆に絶景カフェでハザン市内を一望
ハザン市街の西側に壁のように迫り上がった小山を、ドライバーのLittle Ant氏が唸りを上げながら登る(念の為だが実際に唸りを上げているのはバイクである)。割と険しい坂道を登りつめた果てに、Cafe Núi Cấmはあった。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/2800 sec, ISO80)
随分と年代物のオンボロバスが止まっており、よくこの坂道を登って来られたものだなと思ったら、これは廃バスを客席として活用しているのであった。
廃バスの上からのカフェを視野に入れつつの風景は格別だ。良い廃バスの活用法である。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/1700 sec, ISO50)
ハザン市の中心をロ川が流れている。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/30 sec, ISO100)
カフェラテを頂いた。ベトナム方式で氷と白湯のようなものがついてくる。ラテになぜこれが付いてくるのかはよく分からないが、この景色の前には全てのことは些末である。
SONY ILCE-7C (20mm, f/9, 1/50 sec, ISO100)
寺院に博物館、展望カフェといった具合にハザン市を満喫し、いよいよ宿に戻る。Little Ant氏とはここでお別れである。
あまりに最高のツーリング体験に、かなりのチップをはずんでしまった。はずみ過ぎたためか、貰った方が少々戸惑っていたようだ。それくらい最高だったのだ。
ビアサイゴンで、ハザン最後の夜を静かに〆ていく。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/30 sec, ISO3200)
充電が出来るラグジュアリーバスで、さらばハザン
ハザンを発つ朝。宿からのロ川の風景は相変わらず水墨画のように淡く美しい。
SONY ILCE-7C (40mm, f/10, 1/60 sec, ISO100)
朝食を摂ってハノイへ向けた出発の準備をしていると、宿のおねいさんからWhatsappが入った。バスが予定よりも1時間ほど早い9時半頃出発することになったのだが、出られるか、とのこと。
事情はよく分からないが出られないことは無かったので出発することにした。バスの発着所まで宿のお兄ちゃんがバイクで送ってくれた(ノー◯ヘル)。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO80)
着いたのは往路で到着したバスターミナルではなく、謎の食堂の前であった。お兄ちゃん曰く、この青いバスがそうであると言う。
どうやらこの謎の食堂前がちょっとしたバスターミナル代わりとして使われているようだ。
バスは往路と同じ、若干ラグジュアリーな2列のスリーピングバスであった。とは言えハノイまでの7時間で料金は350,000ドン(約1,800円)なので激安である。
車内でゆったりとAmazonプライムビデオを鑑賞しながらの移動である。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO640)
さて、このラグジュアリーなバスは一応USBの充電ポートが備わっているのが特徴なのだが、大抵の場合これは備わっているだけで、充電できればラッキーと言った運試し程度の装備である。
しかし驚くべきことに、この時のそれは実際に「充電が出来る充電ポート」だったのだ。充電できる充電ポートに出会えるだけで幸福感を味わえるのがベトナムの良さの一つである。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/40 sec, ISO1250)
道すがら、1〜2度のトイレおよび食事休憩を取りつつハノイへと向かう。こうした際も、トイレの男女を表すデザインを見落としてはならない。ベトナムのこうしたデザインセンスには時に刮目すべきものがある。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/120 sec, ISO160)
最後の写真がドライブインのトイレというのもどうかと思うが、このあと無事にハノイ・ノイバイ国際空港に到着し、19時発のベトナム航空でホーチミンへと帰還する。
ベトナム最北秘境、ハザン。
絶え間なく視界を喜ばせてくれる圧倒的な絶景、そして様々な少数民族の方々の自然な生活の様子、ゲストハウスでの主人や旅人たちとのいつ果てるとも知れないカラオケ合戦の宴・・・
それらの経験は、ベトナムに赴任してからの様々な旅の中でも間違いなくトップクラスの素晴らしい旅であった(ベトナムの中では間違いなくトップ・オブ・トップ)。
ハザン省は広大故に、まだまだ訪れなければならない場所が残っている。再びハザンの地を訪れる日が来ることを願ってやまない。
それではまた世界のどこかでお会いしましょう。
(2024年4月20〜21日の記録)(完)
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