インド

ダージリン・シッキムの魅力と旅プラン – 神峰に抱かれたインドのチベット

ダージリン・シッキムの魅力と旅プラン

前回インドを訪れたのは、筆者がまだ学生だった2000年。

今回、四半世紀ぶりのインドです。ナマステダンニャワー。

https://travel.10max.net/archives/tag/india-2000

しかし、インドの皆さんごめんなさい。

今回求めていたのは、「インドらしからぬインド」でした。

※ダージリン・シッキム旅行記・関連記事一覧↓

https://travel.10max.net/archives/tag/triprecord-darjeeling-sikkim-india-2025
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かつての「シッキム王国」と玄関口のダージリン

シッキム州は、インド亜大陸の最東北端に位置します。東にブータン、西にネパール、そして北側に中国チベット自治区との国境が迫る、盲腸のような(語彙力)突起状のエリアです。

ダージリン・シッキムの位置, インドの地図
ダージリン・シッキム州の位置(出典:Googleマップ)

ダージリンは西ベンガル州ダージリン県の中心都市で、シッキム州への玄関口のような場所です。ダージリンからシッキム州都のガントクまで、ジープで約4時間。

シッキム州とダージリン
シッキム州とダージリン(出典:Googleマップ)

シッキム州は、かつて「シッキム王国」というチベット仏教を奉ずる独立王国でした。ちょうど隣のブータン王国に似ています。しかし1975年にインドに併合され、インドの自治州の一つになりました。

そのような歴史的経緯から、シッキム周辺はインドの中でも実に特徴のあるエリアになっており、そうした特徴が、このエリアの印象を「インドらしからぬインド」たらしめているのです。

https://travel.10max.net/archives/54690
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インドのチベット、ダージリン・シッキム – 特色と見どころ

実は今回旅先を考える際に、「インドでビールが自由に飲める場所」という不純なキーワードがありました。

ご存知の方も多いと思いますが、インドでは宗教上等の理由で酒類の提供に制限のある地域が多いです。インドで2番目に多いムスリムもお酒は飲みません。せっかくの休暇の旅先で、ビールを自由に飲めないのでは、休暇ではなく監禁です。

そこで、チベット仏教の登場です。教義上は仏教でも飲酒は煩悩の一つとされ、厳格な場所では禁じられていますが、実際は、まあほぼ飲み放題状態。特にチベット仏教のエリアは素晴らしく、飲酒習慣はチベット系民族の生活に広く根付いています。

ということで、オアシス(その湖はビール)のように浮上してきたのが、チベット文化圏であるダージリンとシッキムでした。

そんな不純な動機で選定したダージリン・シッキムですが、酒以外にも多くの

「インドらしからぬもの」

「インドが苦手な人にとっても魅力的な特徴」

があるのです。

世界第3位の高峰「カンチェンジュンガ」

世界で一番高い山、ご存知ですか?

エベレストですよね。

2番目に高い山はどうでしょう?

まあ、K2ですよね。

では、世界で3番目に高い山は・・・?

もちろんカンチェンジュンガ山ですよ。そんなの常識でしょう。

・・・え?もしかして知らなかった?それはまだまだ勉強が・・・

筆者は今回初めて知りました(爆)

いずれもヒマラヤ山脈の高峰なのですが、このカンチェンジュンガはその中でも東の端っこにあり、まさにシッキム州とネパールの境界を成しているのです。

なので、シッキム州はもちろん、ダージリンからもよく観ることが出来、これらの町の風景の大事な一部となっています。

ダージリン、シッキムとカンチェンジュンガ山の地図

この白い峰に見守られて建物が斜面に張り付く光景は、インドと言うよりもチベットやネパールのそれを思い起こさせます。

カンチェンジュンガ, 絶景, ダージリン, インドSONY ILCE-7C (46mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO100)
ダージリンから望むカンチェンジュンガ山

下の写真はダージリン郊外の「タイガーヒル」というビュースポットからのカンチェンジュンガの夜明け。一生もんの絶景です。

夜明け, 朝日, カンチェンジュンガ山, タイガーヒル展望台, ダージリン, インドSONY ILCE-7C (81mm, f/8, 1/100 sec, ISO200)
タイガーヒルから望むカンチェンジュンガ山の夜明け

さらばカレー、激旨チベット・ネパール料理

インド旅行中、カレー以外の食べ物を探すのに苦心しているあなたに朗報です。ダージリン、シッキムでは日本人の口に合うチベット・ネパール料理が堪能できます。それらはどちらかというとインドよりも中華方面がルーツです。

たとえばチベット麺料理のトゥクパ↓。その優しい出汁の効いたスープは、もう毎日食べたくなるほどです。

トゥクパ, 麺料理, チベット, ダージリン, シッキム, インドSONY ILCE-7C (39mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO200)

同じくチベット・ネパール料理で有名な蒸し餃子のモモも楽しめます。インドでこんな料理にありつけるなんて、もう、食べながらニヤけてしまい、意味不明な顔面になるほどです。

モモ, チベット料理, ダージリン, シッキム, インドSONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/125 sec, ISO100)
チベット料理「モモ」

こうした激ウマ料理にビールまで自由に飲めるとあらば、もう楽勝で住めるレベルです。

インドなのに日本人顔の人だらけ

人々の顔もインド離れしています。もう見ていただいた方が早いです。

チベット・ネパール系の子供達, ダージリン, シッキム, インドSONY ILCE-7C (35mm, f/5, 1/40 sec, ISO500)
山道のモモ屋にて
ダージリンのネパール人夫妻, インドSONY ILCE-7C (51mm, f/3.5, 1/250 sec, ISO6400)
ダージリンの宿のご夫婦

今にも日本語を話し始めそうですよね。特にチベット人は元々日本人とルーツが同じという説もありますから。

例えば、シッキムのチベット仏教寺院で見かけるインド人顔の人々の多くは、インドの他の地域からの観光客だそうです。インドの最奥部までやってきたら日本人みたいな人がたくさんいる・・・何だかとても不思議な気分になります。

チベット仏教寺院でマニ車を回そう

インドといえばヒンドゥ寺院ですが、ダージリン、シッキムにはチベット仏教寺院がたくさんあります。こんな感じ。

ルムテク・モナストリー, ルムテク僧院, ガントク, シッキム州, インドSONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/500 sec, ISO200)
ルムテク・モナストリー@ガントク

ラサかよ!と突っ込みたくなる風景です。

そして、チベット仏教といえば、マニ車。みんな大好きマニ車。回すだけで功徳が得られる便利なマニ車、みんなでコロコロ回しましょう。

マニ車, エンチェイ・モナストリー, エンチェイ僧院, ガントク, シッキム州, インドSONY ILCE-7C (85mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO200)
エンチェイ・モナストリー@ガントク
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ダージリン・シッキム7日間の旅モデルプラン

そんなインドらしからぬインド、ダージリンとシッキムを約1週間で満喫するプランを立てました。カルカッタ入りして1泊、その後ダージリンに3泊、ガントクに2泊するプランです。

今回の旅行期間は2025年1月25日〜31日です。

また筆者は現在ホーチミン在住につき、ホーチミンからコルカタに入る旅程になっています。

※”+”で各日の詳細が開きます。

2:40
 
1:25
日中
タンソンニャット国際空港(SGN)発
IndiGo航空6E1642便
コルカタ国際空港(CCU)*着
コルカタ市内観光
ナコーダ・マスジット, Nakhoda Masjid, モスク, コルカタ, インド
ナコーダ・マスジット
コルカタ泊 YMCA SEACOM INN
9:50
 
11:10
11:30
15:00
コルカタ国際空港(CCU)発
AirIndia Express IX1595便
バグドグラ空港(IXB)着
空港→ダージリン移動(タクシー)
ダージリン着
夕方 ダージリン散策
ダージリン市内の風景, ダージリン・ヒマラヤ鉄道駅, インド
ダージリン泊 Dew Drops Guest House
早朝 カンチェンジュンガ山ご来光@タイガーヒル
タイガーヒルから望むカンチェンジュンガ山の夜明け
日中 ダージリン観光
蒸気機関車ジョイライド乗車
ジョイライド, 蒸気機関車, ダージリン・ヒマラヤ鉄道, インド
ダージリン泊 同上
午前 ダージリン→シッキム移動(ジープ)
午後 ガントク市内散策
MGマーグ, ガントク市内, シッキム州, インド
ガントク泊 Hotel Pandim
午前 チャーター車で郊外チベット仏教寺院観光
ルムテク・モナストリー, ルムテク僧院, ガントク, シッキム州, インド
ルムテク・モナストリー
午後 ガントク市内観光
エンチェイ・モナストリー, エンチェイ僧院, ガントク, シッキム州, インド
エンチェイ・モナストリー
MGマーグ, ガントク市街, シッキム州, インド
ガントク泊 同上
午前 シッキム→ダージリン移動(ジープ)
午後 ダージリン散策
霧のダージリン駅, インド
ダージリン泊 Dew Drops Guest House
午前 ダージリン〜バグドグラ空港(タクシー)
ダリ・モナストリー, ダージリン, インド
途中で寄ったダリ・モナストリー
14:45
 
13:45
20:40
 
翌1:40
バグドグラ空港(IXB)発
IndiGo航空 6E 292便
コルカタ国際空港(CCU)着
同発
IndiGo航空 6E 1641便
タンソンニャット国際空港(SGN)着

*正式名称:ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港

いかがでしょうか。インドの秘境と言ってもいいような奥地の奥地まで来てみたら、逆に日本なんじゃないかと錯覚しそうな人々や食べ物に出会えるなんて、もうマニアックすぎてワクがムネムネじゃないですか?

この後、引き続き旅の記録を綴って行きますので、お付き合い頂ければ幸いです。

霧のダージリン駅, インドSONY ILCE-7C (114mm, f/5.6, 1/4000 sec, ISO6400)
霧のダージリン駅

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https://travel.10max.net/archives/tag/triprecord-darjeeling-sikkim-india-2025

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