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相変わらず騒々しいカオサン通りで江戸川乱歩を読み耽る夜 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

バンコク・ドンムアン空港に降り立つと、旅の玄関口に立ったような気分になる。 それに共感してくれる旅人がどれほど居るのかは分からないが、実際問題、バンコクはアジアの玄関口だ。ラオス、カンボジア、インド、そして今回のスリランカなど、アジアの多くの国に行くために皆ここを通る。もしかしたら他のルートもあるのかも知れないが、休暇の日程が決まり次第、筆者の手は半自動的に東京-バンコクの便をブッキングするように出来ている。バンコクに集まってくる旅人たちの緩い空気で日常に凝り固まった自らを解きほぐしたいのかも知れない。   さて、今回も例年のごとく23時ドンム…

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“We are Asian!!”と言ってくれた島国 | スリランカ旅行記(2004年)

「スリランカ」と聞いて、すぐに地図上でその国の位置を指せる日本人はどれほどいるだろうか? その小さな島国には日本という国に対して大きな親愛の情を抱く人々が数多く住んでいる、ということを知っている日本人はどれほどいるだろうか? そしてその国では山奥の木造校舎で大勢の子供たちが目を輝かせて日本語を学んでいる、という事を知っている日本人は、一体どれほどいるだろうか?   ある日ニゴンボの砂浜を歩いていると、僕と同年代の青年たちと出会った。彼らは僕の肩を抱きながら「We are Asian!!」と言ってくれた。 なんだって?「We are Asian!…

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旅と仕事の違い:異文化を知るという事について

先日「独身時代を終えて『家族持ち』というライフステージに入った後の、旅との関わり方にはどんなものがあるのか?」という話をしました。 家族を持った「元旅人」の旅との関わり方について【僕らが旅に出る理由】一度旅の魅力に憑りつかれてしまった人は、余程の事が無い限り生涯において何らかの形で旅を続ける事が多いのではないでしょうか。何もバックパック一つで自由に海外をほっつき歩くようなものだけが旅の全てではありません。ライフステージに応じて形を変え、…travel.10max.net2020.11.21 僕もかつてはバックパックを背負ってアジアを自由にブラブラして…

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家族を持った「元旅人」の旅との関わり方について【僕らが旅に出る理由】

一度旅の魅力に憑りつかれてしまった人は、余程の事が無い限り生涯において何らかの形で旅を続ける事が多いのではないでしょうか。何もバックパック一つで自由に海外をほっつき歩くようなものだけが旅の全てではありません。ライフステージに応じて形を変え、生涯にわたり「ここではない何処か」を常に求め続けるのが旅人の性(さが)なのではないか、と勝手に思っています。 筆者も独身時代はバックパックを背負ってアジアの国々を自由に旅していましたが、子供が生まれてからは中々そういう訳にもいきません。多くの旅人が遭遇する問題(?)でしょう。 しかし一方で、何らかの形で旅と関わり続ける…

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さらばミャンマー – ヤンゴンの愛くるしい3歳児と水上寺院を訪れつつ | ミャンマー旅行記【三角屋根の並ぶ地平線】

ミャンマー最後の朝である。 午前8時。久々に鬼門を設けずゆるりと起床。聖人にも休みが必要であろう。   ホテルでモヒンガーを食していると、日本人男性が登場。 彼(上村君)は東京でSEをやっている28歳(年上には見えなかった)。8日間での強行旅行だそうだ。 インドの空港からのプリペイドタクシーの凶悪ぶりの話などでしばし盛り上がる。 スポンサーリンク 日本語を学ぶ若者とボーヂョーアウンサンマーケットを歩く 上村君と別れ、その後ボーヂョーアウンサンマーケットへ土産物を漁りに行く。昨夕のリベンジである。 ややあって、えらく日本語の流暢なインド系の顔をし…

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再びヤンゴンへ – 衝撃の航空トラブルと日本人墓地と羊の脳みそ | ミャンマー旅行記【三角屋根の並ぶ地平線】

チィガァが寝坊をした。 6時45分ヤーキンターホテル前待ち合せて空港まで送ってもらう約束であったが、55分になっても登場しない。 焦りを見せ始めたホテルの青年がオートバイで彼の家まで様子を見に行く。彼の家はホテルから車で5分くらいのマーケットの周辺だときいている。 程なくチィガァが合掌しながら登場する。 彼とのドライブの最後のテープはミャンマーの伝統音楽である。日本で言うところの歌謡曲のようなものだろうか。 渋谷駅南口の公衆トイレを少し大きくしたような建物のバガン空港に到着。チィガァと握手を交わし 公衆トイレ系の空港施設へ向かう。 一応空港は軍の施設なの…

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旅の「目的」と「求めるもの」、例えば「世界一周」と「路地歩き」について【僕らが旅に出る理由】

【僕らが旅に出る理由】と称して、時折旅について綴ってみたいと思います。 ・・・と聞いてオザケンを思い出したあなた、彼には許可を得ていないので内緒でお願いします(笑)   SNSを見ていると色々な旅人が居て本当に面白いですね。「ああ、こういう考え方もあるのか」と非常に参考になります。もちろん時には「ちょっと自分とは考え方が違うかな」と思う事がありますが、違う事は面白い事。そこから学ぶ事も多いものです。 旅そのものが、異文化と学びの連続ですからね。 そんな発見や学びを共有する事で、皆さんにも旅に関する面白い気づきがあればと思った次第です。 OLYM…

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シュエサンドーパゴダでバガン最後の夕日を見送り、停電の暗闇でミャンマービールを傾ける | ミャンマー旅行記【三角屋根の並ぶ地平線】

バガン最終の目的地を夕日の見えるシュエサンドーパゴダに定める。 シュエサンドーパゴダは、昨日のピァダッヂィ寺院同様頂上まで登ることが出来るパゴダである。 ※注:2020年現在、バガンの遺跡は原則進入禁止になっているようです。ご注意ください。 さすがに「歩き方」に「夕日が見れる」と記述されてあるだけあって、多くの観光客が押し寄せている。 しかも昨日のピァダッヂィ寺院と異なり、内部からではなく外部の階段を登るタイプで、なんとはなしに趣きに欠ける。ピァダッヂィ寺院の方がマニア心をくすぐる感があり筆者の好みであった。 SONY CYBERSHOT (6.4mm,…