こんにちは。10max(@10max)です。
バンコクと言えば水の都ですので、水上バスに乗ってみたいもの。ただ、水の都というだけあって、川だの運河だのが沢山ありまして、従って水上バスにもいくつか種類があります。
本記事ではその中でも代表的かつ旅行者がカジュアルに利用しやすい下記の2つの水上バスの特徴と違いについてご紹介します。
・チャオプラヤーエクスプレス
・センセープ運河の水上バス
「どちらかを選んで下さい」と言うつもりは毛頭ありませんよ。違いを知ったうえで、両方乗っちゃいましょう(笑)
バンコクの水上バス「チャオプラヤーエクスプレス」と「センセープ運河水上バス」の違いと使い方
上の通り、バンコクを代表する水上バスには、「チャオプラヤーエクスプレス」と「センセープ運河水上バス」があります。
どちらも都心の主要部を通っており、元々観光目的というより庶民の生活の足、という点も同じですが、旅行者にとっては使い道や行き先が少々異なってきます。
バンコクの主要観光地を結ぶ雄大な「チャオプラヤーエクスプレス」
チャオプラヤーエクスプレスはその名の通り、バンコクの大動脈であるチャオプラヤー川を運行する水上バス。なので、どちらかというと、バンコク市内のリバーサイドや旧市街方面の主要な観光地を巡るのに便利です。
下の地図の通り、市内を南北に走るチャオプラヤー川を運行しつつ、カオサン通りやワット・ポー、ワット・プラケオ、(渡船が必要になりますが)ワット・アルン、中華街ヤワラートなど、観光地をちょうどいい塩梅でカバーしています。
全てをチャオプラヤーエクスプレスで回ろうとすると、移動の度にいちいち河岸まで出なければならないので、どこかの区間だけで利用するのも良いでしょう。
また、風情も異なります。もう1つのセンセープ運河と異なり、チャオプラヤー川は雄大な河川なので、見られる景色も大パノラマと言った風情。川から眺める寺院の仏塔なども見応えがあります。
各駅停車のオレンジラインの料金は一律で16バーツで、センセープ運河水上バスとほぼ同等です(路線により異なる。詳細は下記リンク参照)。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/320 sec, ISO100)
チャオプラヤーエクスプレスの詳しい路線図や乗り方などは下記記事を御覧下さい。
バンコク東西を結ぶ都会のジャングルクルーズ「センセープ運河水上バス」
センセープ運河は、南北に走るチャオプラヤー川に対し、下の地図のように東西に流れる運河を運行します。なので、チャオプラヤー川沿いの主要観光地と、東の方の内陸部(妙な言い方ですが)を結ぶ連絡路として便利です。
例えばショッピングセンターなどのあるスクンビットやアソーク、サイアム方面と、チャオプラヤー川方面の観光地やカオサン方面などの間を移動するのに便利です。鉄道のMRTやBTSのルートとも意外と被っていないので、行先によってはそれらよりも便利だったりします。
そして、チャオプラヤーエクスプレスと異なるのは、何と言っても船外の風景。あちらが雄大な河川なのに対し、センセープ運河はバンコクのローカルな雰囲気たっぷりの、さながら都会で味わうジャングルクルーズと言った味わい深い風情。
料金や、庶民の生活の足という点は変わりませんが、バンコクっ子達が運河沿いでビールを飲んでいたり洗濯をしていたりと、船外を流れる景色はグッと生活感溢れたものになるので、非常におすすめです。
SONY ILCE-7C (86mm, f/4.5, 1/400 sec, ISO100)
センセープ運河水上バスの詳しい路線図や乗り方などは下記記事を御覧下さい。
バンコクの水上バスを使い分けて「水の都バンコク」を満喫しよう
と言うことで、バンコク市中心部を運行する代表的な水上バス、「チャオプラヤーエクスプレス」と「センセープ運河水上バス」、大まかな違いや使い方をご紹介しました。
料金などは似ていますが、乗った時の風情は全く異なるため、もし時間があれば両方乗る価値は十分にあると思います。
以上、どこかの旅人のお役に立てば幸いです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/80 sec, ISO100)
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