コルカタ/ダージリン/シッキム

バグドグラ空港へ飛び、シッキム入域許可証を貰う

コルカタの朝である。インドの都市の朝の、遠くの方に靄がかかった感じが好きである(体には悪い)。

コルカタの朝の風景, 黄色いタクシー, バスSONY ILCE-7C (50mm, f/8, 1/50 sec, ISO200)

※前の記事↓

サダルストリート近くのナイトマーケットでベンガルカレーとビールをキメる
サダルストリートの近くにビールとベンガルカレーを出すバー&レストランがあるというので向かう事にする。インドでは宗教上あるいは社会通念上様々な理由で酒類を出さない店が多い。しかし、旅の初日からビールにありつけないとあっては休暇ではなく謹慎をし...

※ダージリン・シッキム関連記事一覧↓

ダージリン/シッキム
スポンサーリンク

コルカタからバグドグラ空港へ

朝8時少し前、宿を出る。チョーリンギー通りの屋台街はまだ営業開始前であった。ベトナムに比べると朝が遅いようだ。恐らくベトナムが異常に早すぎるのであろう。

コルカタの朝の風景, 営業前の屋台SONY ILCE-7C (87mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO400)

インドの配車アプリ「Ola」で空港行きの車を拾う。オラオラオラオラオラァ・・・!!と言っていると車は意外とすぐにやって来た。

Ola, スクリーンショット, 配車アプリ, インド

やって来たのはこの後ダージリンやガントクなどでも大変よく目にするSUZUKIスイフトだった。インドでは本当にスズキ車が大活躍している。

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO125)

OlaはGrabと似たようなUIで大変使いやすい。インド国内の移動のし易さも、良くも悪くも前回訪れた25年前とは隔世の感がある。

やたらと知覚過敏に悩んでいそうな女性が表示されているが、30分ほどでスムーズに空港に到着する見込みである。

Ola, スクリーンショット, 配車アプリ, インド

高速道路で空港へ向かう。年代物の黄色いタクシー、アンバサダーも懸命に走っている。

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/5000 sec, ISO80)

面白い形の建造物があった。スタジアムであろうか。

コルカタ市内の風景

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/5800 sec, ISO80)

コルカタの空港、ネータージー・・・・なんとか空港に到着。空港内は撮影禁止のため、ここからIndiGo航空の国内線で一気にバグドグラへとひとっ飛びする。

ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港(コルカタ国際空港), 国内線出発ロビー

SONY ILCE-7C (43mm, f/4, 1/200 sec, ISO100)
スポンサーリンク

バグドグラ空港でシッキム入域許可証を貰う

バグドグラ空港は、ダージリンやシッキム州に空路でアクセスする際の、最寄りの空港である。ここからダージリンまで陸路で4時間、そこからさらに奥にシッキム州がある。

さて、ダージリンの先にあるインド東北端の州、シッキム州に外国人が足を踏み入れるには、「入域許可証」なるものを手に入れる必要がある。

シッキム州はほんの少し前までは独立したチベット仏教国で(ブータンのような)、1975年にインドに併合されたばかりというマニアックな州であり、かつ中国、ネパール、ブータンの3国と国境を接する軍事上の要衝でもあるため、許可が必要ということのようだ。

元チベット仏教国の秘境「シッキム州」がインド離れし過ぎで面白い
さて、旅行記を記していく前に、今回の目的地の一つであるインドの「シッキム州」という場所について、もう少しちゃんと触れておきましょう。というのも、今回シッキム州を訪れようと思ったのも、この州の成り立ちや特徴があまりにインド離れしていて実に興味...

とは言え、入域許可証自体の申請と入手はさほど難しくはない。日本人であれば、「おくれ」と言えば「はいよ」と貰うことが出来る。

バグドグラ空港では、到着ロビーに出てすぐ右手のシッキム州のツーリストインフォメーションセンターで発行してくれる。

ツーリストインフォメーション, バグドグラ空港, インド

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO125)

逆に言えば、下の写真にある通り、中国やミャンマー、パキスタンなど一部の国籍の人がシッキムに入るには、事前にインド政府高官による特別な許可が必要なようだ。つまりはそういうエリアなのだろう。

シッキム入域許可証申請, ツーリストインフォメーション, バグドグラ空港, インド

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO200)

申請に必要なもの

シッキム入域許可証申請に必要な書類は以下の通りである。

  • パスポート用の証明写真
  • パスポートの写真ページのコピー
  • インドビザのコピー

あと、手数料が100ルピーくらい必要だったかな?(適当)

それらと共に、申請用紙に記入して提出する。

シッキム入域許可証申請, ツーリストインフォメーション, バグドグラ空港, インド

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO80)

すると5分ほどで下のような紙切れを手渡される。この紙切れがシッキム入域許可証なので、鼻をかんで捨てたりしないようにしたい。

シッキム入域許可証申請, インド

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO80)

その他シッキム入域許可証がもらえる場所

参考までに、他にシッキム入域許可証が貰える場所を記しておく。

その他の街でも取得できるという情報もあるが、ここでは割愛する。

なお、ダージリン市内については、外国人登録事務所Foreigher’s Registration Office)と地方行政事務所(Office of the District Magistrate)の2カ所をハシゴしなければならないという情報があり、やや面倒なので、やはりバグドグラ空港かシリグリのバスターミナルで取得しておくのが得策だろう。

ということで、バグドグラ空港のアライバルロビーに満を持して登場である。ここからダージリンまで、昼食を挟んで4時間ほどのドライブを経て、いよいよ待望のチベット文化圏へ足を踏み入れることになる。

バグドグラ空港, インド

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/1200 sec, ISO80)

(2025年1月26日の記録)

つづく

※ダージリン・シッキム関連記事一覧↓

ダージリン/シッキム

にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へにほんブログ村 海外生活ブログへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました