無事にタイからラオスへの陸路国境越えを果たし、ホテルのカフェで一息付きます。
ホテルに荷物だけ預かってもらい、午前中はビエンチャン市内の名所をいくつか回る事とします。
SONY ILCE-7C (43mm, f/3.5, 1/125 sec, ISO100)
ホテルでチャーター車をアレンジ
チャーター車のアレンジをホテルにお願いします。タート・ルアンとパトゥーサイの2箇所を回ってもらいます。
時間にして1時間半程度、料金は20万キープ、日本円にして1400円くらいです。
メコン川沿いのビエンチャン市中心部からタートルアンまでは、距離にして5〜6km、車で15分程度。パトゥーサイは丁度その中間地点なので、この2つの名所はセットで回りやすい位置関係になっています。
道々、ビエンチャンの風景を楽しみます。VietinbankにMilitary Bankと、ベトナムの銀行の看板がちらほら見られました。
SONY ILCE-7C (112mm, f/4.5, 1/800 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (87mm, f/4.5, 1/640 sec, ISO100)
これはエナジードリンクの看板でしょうか。このおじさんは有名人なんですかね。もう少し若い人の方が元気が出そうな感じがしますが、「中年でも力が湧いてくるぜ!!」と言うメッセージなのかも知れませんね。知らんけど。
SONY ILCE-7C (53mm, f/4, 1/400 sec, ISO100)
タート・ルアン – ビエンチャン遷都王のドヤ顔を称える
まずは遠い方にあるタートルアンに向かいます。「タート・ルアン」は「大きな仏塔」と言う意味。あまりにひねりが無さすぎてむしろ潔さを感じます。
タートルアンの起源は紀元前3世紀まで遡り、インドの僧侶がブッダの遺骨を収めるために建立した物だと言う説があるようです。ブッダの遺骨って至るところに収められてますが、何個あるんでしょうね。誰か一度全部集めて組み立ててみたらどうでしょう。
その後廃寺となったのを今の形に建て直したのが、16世紀にビエンチャンへの遷都を行ったセーターティラート王で、それがこの、タートルアンの前にドッカと腰を下ろしているこのおじさんだそうです。
駐車場側の入り口には別の(ドヤ顔じゃない)おじさんが立っていて歓迎してくれました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/4000 sec, ISO100)
ド派手なブッダと天女的な人たちがいました。徐々にラオスワールドが炸裂していきます。天女の頭上から垂れている黒いのは何?うなぎ?
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO100)
ラオスの寺といえばこの竜ですね。ベロがベロベロっと長いのがいい感じです。
SONY ILCE-7C (73mm, f/4, 1/1000 sec, ISO100)
頭のアンテナで宇宙と交信してそうな人たちがいました。
SONY ILCE-7C (30mm, f/2.8, 1/4000 sec, ISO100)
これはライオンでしょうか。百獣の王の割に恥ずかしがり屋なのか、葉陰に顔を隠していました。
SONY ILCE-7C (68mm, f/4, 1/200 sec, ISO100)
おっと、危うくタートルアン本体を見ずに帰ってしまうところでした。まさか本体に辿り着く前にこれほど見応えのあるものが沢山あるとは思っていませんでした。
こちらがタートルアンの本体です。まさに黄金の「大きな仏塔」です。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/500 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/250 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (20mm, f/2.8, 1/800 sec, ISO100)
タートルアン本体になった途端にレポが滞ってスミマセン。
タートルアンを囲む回廊には仏像などがあります。
SONY ILCE-7C (115mm, f/5, 1/125 sec, ISO200)
SONY ILCE-7C (79mm, f/4.5, 1/80 sec, ISO125)
ベロをベロっと出しためちゃくちゃ長い竜的な何かもあります。
SONY ILCE-7C (20mm, f/2.8, 1/320 sec, ISO100)
タートルアンの場所
パトゥーサイ – フランスとラオスの華麗なる融合
タートルアンを後にしてパトゥーサイへ向かいます。
正しくはアヌサーワリー・パトゥーサイ(ラーオ語: ປະຕູໄຊ、Anousavary Patuxay) というらしいです(by Wikipedia)。ラーオ語短すぎんか?ほんとか?
「アヌサーワリー」は「記念碑」、「パトゥーサイ」は「勝利の門」という意味で、ざっくり言うと見た目の通り「凱旋門」です。 実際、このパトゥーサイは1962年よりパリの凱旋門をモチーフに建設を行ったと言われています。
こちら再掲ですが、朝バスターミナルからホテルへ向かい途中で撮った一枚。本当にパリの光景のようです(繰り返しますがパリ行ったことないです)。このパトゥーサイに向かうラーンサーン通りも、パリのシャンゼリゼ通りを参考にしたようです。
SONY ILCE-7C (200mm, f/11, 1/250 sec, ISO200)
再びチャーター車ツアーに時を戻します。
やはり映えスポット、正面で延々とポーズを決めて撮影し続けるアジア系のカップルが居たので一旦この場所を離れます。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
アップも素晴らしい迫力。豪快でもあり、かつ屋根の部分の装飾の細やかさもあり、観る者を飽きさせません。映え写真を取り続けるカップルは早く飽きてほしいけど・・・
SONY ILCE-7C (82mm, f/7.1, 1/160 sec, ISO100)
出ました、大好物!歴史的建造物からひょっこり映える草。人間の偉業と自然との共存だとか栄枯盛衰だとかを感じます。
SONY ILCE-7C (200mm, f/6.3, 1/320 sec, ISO100)
パトゥーサイが面白いのは、全体感はパリの凱旋門をモチーフとしつつ、細部の装飾はラオス様式という点。天井近くの柱にはラオス式の彫刻が。何となくクメールやヒンドゥぽい味わいもあります。
SONY ILCE-7C (107mm, f/4.5, 1/500 sec, ISO100)
こちらは天井の装飾。こちらもやはり若干クメール風な仏教美術です。
SONY ILCE-7C (30mm, f/5, 1/30 sec, ISO125)
そうそう、残念だったのは、パトゥーサイの上には登れなかったこと。コロナで上がれなくなったと聞いていましたが、未だに再開していませんでした。
SONY ILCE-7C (34mm, f/4, 1/40 sec, ISO200)
外へ出てみたらようやく映えカップルが居なくなっていました!いや〜美しい。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
パトゥーサイの場所
このあとホテルに戻り、恋い焦がれていた「アレ」や「アレ」と再会を果たします。
(2023年1月24日の記録)
つづき
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