午前中にタート・ルアンとパトゥーサイをチャーター車で回った後、昼食を摂りにビエンチャンの町に繰り出します。
ビエンチャンに着いたら早く食べたくて仕方が無かった、お目当て料理がありました。それは、「ラーブ・ラオ」という挽き肉をハーブで炒めたラオス料理に蒸しもち米の「カオニャオ」、そしてご当地ビール「ビアラオ」の3点セットです。
アメリカ×ラオス人夫妻が営むビエンチャンのラオス料理店「Douangdeuane Restaurant」
それらのお目当てを提供していそうなラオス料理屋をGoogleマップで調べ、辿り着いたのがこちらの「Douangdeuane Restaurant」というお店。メコン川沿いの通りから少し入ったところにあります。
店に入ると欧米系の男性主人に出迎えられました。そして奥の方にはアジア系の女性が。
どうも、アメリカ人男性とラオス人女性のご夫婦が営むレストランの様です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO100)
Douangdeuane Restaurantのアクセス(閉業中)
なおこのお店、その後一時的に閉店となってしまったようです。Facebookの最後の投稿には「We will be closed temporary and we hope to be able to re open soon. 」とありますが、再開の具体的な予定は書かれていませんでした。
マスターはもしかして大物・・・?
さて、2023年1月、閉業前に時を戻します。迷わずにビアラオとラーブ・ラオ、それにもち米のカオニャオの3点を注文して待ちます。同じようにこれらが大好きである細君もちろん、子供たちもそれに倣いました。もとい、子供たちはソフトドリンクです。
壁の写真を何気なく眺めていると・・・店主はハーレーダビッドソンの元関係者の方なのでしょうか。
SONY ILCE-7C (58mm, f/4, 1/60 sec, ISO500)
ん・・・?あれ、何やらどこかで見たことのある人が写っているような・・・。
下の写真の右上、左のスキンヘッドの男性はこの店のマスターですが、右の青いドレスの女性、ミャンマーの民主化指導者のアウンサンスーチーさんじゃないですか・・・!!
SONY ILCE-7C (40mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO320)
さらに下の写真の左上、真ん中に移っているのは・・・
SONY ILCE-7C (39mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO250)
え・・・?オバマ大統領!?
一体この店主は何者なんだぁぁ!!
恋焦がれたビアラオとラーブ・ラオ
やがて、待ち焦がれていたあのボトルが運ばれてきました。
オレンジ地に緑の「BeerLao」の文字!!この変わらぬ色のコンビネーションを見ただけでテンション爆上がりです!!
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO160)
東京でも一部のタイ料理店などでビアラオを出す店があって飲んだことがありますが、やはりビアラオはラオスで飲んでこそです。
東南アジアらしいすっきりした味わいと喉越しが、陸路での国境越えの疲れを癒してくれます。
続いて料理が運ばれてきました。ラーブ・ラオとカオニャオです。ラーブ・ラオには豚肉と牛肉がありますが、筆者は豚肉を選びました。
玉ねぎやレモングラスの香ばしい香りに唐辛子がピリッとアクセントを加えます。これに、もち米を籠で蒸したカオニャオが最高に合うのです!
SONY ILCE-7C (33mm, f/4, 1/40 sec, ISO800)
長男と次男は牛肉を選びました。彼らの好みにも合うようで大変喜んでパクついていました。
SONY ILCE-7C (31mm, f/2.8, 1/40 sec, ISO640)
18年ぶりにラオスで食べるラーブ・ラオとカオニャオ、そしてビアラオのコンボ、実に最高でした。このような素晴らしい再会を演出してくれたラオス料理の名店「Douangdeuane Restaurant」の復活を願ってやみません。
この後、メコン川の絶景を見渡す名ホテルにチェックインします。
(2023年1月24日の記録)
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