ビエンチャン市街から路線バスでブッダパークへやって来ました。
午前10時40分頃到着し、1時間ほど公園内を散策し、昼に食堂の絶品ヌードルを食べてビエンチャン市街への帰路に就くという極上プランです。
一言で説明出来ないがとにかく見て欲しいブッダパーク
ブッダパーク・・・ここを訪れるのはもう3回目なのに、未だに何と説明して良いものか分からない、ミステリアスな場所です。
ものすごく誤解を恐れずに一言で言うなれば「仏教とヒンドゥ教のテーマパーク」なのですが、実際かなり誤解を生みますし、言っている本人も納得出来ません。
ブンルア・スリーラットという仏教とヒンドゥ教の僧侶(そんなハイブリッドな僧侶がありなのか)によって1958年に創設された、その宗教観を表した様々な石像・彫刻が集められた・・・えっと、テーマパーク(?)です。
公園というよりも宗教観が強いため「ワット・シェンクアン(Xieng Khuan寺院)」とも呼ばれます。でも寺っつう感じでも無いんだよな。
まあとにかく面白いので、ビエンチャンに来たら忘れずに見て頂きたい、そんな場所です。
チケットを購入
さあ、めくるめく謎ワンダーランドへのチケットを購入しましょう。ブッダパークの外国人向け入場料は4万キープ(約300円)です。
(Free Toilet)って何だろう。「ブッダパークのトイレは有料じゃないですよ嬉しいでしょう」っていう説明かな。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO100)
チケットを購入して中に入るとすぐ左手に売店があります。しかしそのすぐそばに、売店なんて目に入らないほどの壮大なスペクタクルが待ち受けています。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)
ブッダパークの怪しく愉快な仲間たち
パークに入ってすぐ右手に現れる奇妙なおまんじゅうのような物体。下の方に顔が付いています。激写していたら長男に激写されてました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO100)
なんとこの顔の口から中に入ることが出来ます。噛まれたりする事はありません。なぜか額に時計がついていますね。11時35分18秒・・・実際にはこの時10時40分だったので1時間ほど進んでいるようです(違)。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/640 sec, ISO100)
中には何やら不気味な人や物が並んでいます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO3200)
髑髏や、何やら拷問のような光景も・・・ちょっと怖いです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO8000)
上の階に昇る階段です。内部は3階層になっており、一番上の屋上に出ることが出来ます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO2500)
上の階にやって来ると、1階とは異なり、何やら有り難い仏様や天女のような人達(?)が居ます。どうやら、最下層が地獄で、次が人間界、一番上が天上界、というような世界観を表しているようです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/30 sec, ISO3200)
屋上にやって来ました。中々眺めが良いですが、柵がしょぼ過ぎて足が滑ったら落ちてしまいそうで少し怖いです。しかも柵にギザギザが付いていて手を突きづらいです。小さいお子さんはここに登るのは避けた方が良いかも知れません。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/1600 sec, ISO100)
ブッダパーク内全体を見渡すことが出来ます。向こうに微かにメコン川が顔を覗かせます。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
降りる時はこのよく分からない穴から狭い階段を降りていきます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/2500 sec, ISO100)
おまんじゅうの隣には顔と手が沢山付いている人がいました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO100)
これも地獄や天国などの世界観を表しているのでしょうか。それにしても顔が多い。俺に死角は無いぜ、と言った風情です。
SONY ILCE-7C (109mm, f/5.6, 1/640 sec, ISO100)
小顔と大顔の遠近感。
SONY ILCE-7C (92mm, f/5.6, 1/400 sec, ISO100)
えらい腰の曲がった人が居ました。おじいさんでしょうか。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO100)
それを涼しい顔で足を組んで淡々と眺める人も居ます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)
体育座りをしている男子学生のような人も居ます。丸刈りでまるで昭和の高校球児のようです。
SONY ILCE-7C (33mm, f/3.2, 1/1600 sec, ISO100)
丸刈りの高校球児の隣には丸刈りとは対極をなす盛り盛りの頭とつくしの様な変わった棒を持ったおじさんが居ました。マイクを離さないタイプにも見えます。
SONY ILCE-7C (42mm, f/3.2, 1/1000 sec, ISO100)
「悪いのはこいつです!」と蛇に罪をなすりつけているかのような人も居ます。蛇もびっくりしています。
SONY ILCE-7C (38mm, f/3.2, 1/1600 sec, ISO100)
先程の盛り盛り頭でマイクを離さないおじさんの巨大版です。輝く目で遠くを見つめていますが、よく見ると掌の上で人がくたばっています。只事では無さそうですが大丈夫でしょうか。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/2500 sec, ISO100)
只事じゃないと言えばこちらも只事では無さそうです。人の上にブタ?が乗っていますが、下の人、かなり体勢が苦しそうです。
SONY ILCE-7C (37mm, f/3.2, 1/640 sec, ISO100)
こちらは緊急事態です。人がワニのような龍のようなものに食べられています!
SONY ILCE-7C (42mm, f/3.2, 1/800 sec, ISO100)
こちらでも人が・・・!しかし何故か幸せそうな顔をしています。もしかして逆に龍から脱出してきたのかな?
SONY ILCE-7C (40mm, f/3.2, 1/2500 sec, ISO100)
ここでも人が食べられていました。食べている方の体勢も中々エキゾチックであります。足どうなってんの?
SONY ILCE-7C (20mm, f/2.8, 1/2500 sec, ISO100)
その、どうなっているのかよく分からない足の裏側で組体操をしている人達が居ました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/500 sec, ISO100)
平和に寝ている人も居ます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/1000 sec, ISO100)
いや、これは涅槃仏ですね。ここはブッダパークでした。
SONY ILCE-7C (28mm, f/7.1, 1/400 sec, ISO100)
「お前だ!」
「いや、お前だ!」
「まあまあ落ち着いて」
の図。
SONY ILCE-7C (45mm, f/7.1, 1/60 sec, ISO100)
ギターを弾いている人が居ました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/1250 sec, ISO100)
虫を引っ張っているのでしょうか。虫だとするとかなり大きいですね。ちょっと家の中では出会いたくないサイズです。
SONY ILCE-7C (33mm, f/5.6, 1/320 sec, ISO100)
えっと・・・ロディ?
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)
こちらの方は、ちょっと縦横比を間違えてしまった感じでしょうか。フォトショップで直してあげたいです。
SONY ILCE-7C (70mm, f/4, 1/500 sec, ISO100)
意外にも普通の仏像さんも居ました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)
こちらの皆さんはもはや仏教とか関係無さそうな・・・。誰?
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/1250 sec, ISO100)
やはり血は争えぬ
ところでこうしたアーティスティックな彫刻たちを見て、次男が感性を刺激されたのか、真似を始めました。この気持ちは非常によく分かりますよ。
何しろ18年前、筆者もこの像の前で真似をしてましたからw
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/4, 1/320 sec, ISO0)
次男、続けて繰り出します。
しかし親も負けていません。細君の18年前の模様です。居るの、分かりますかね?
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/3.5, 1/250 sec, ISO0)
やはり親子の血は争えない、という事が明らかになったブッダパークでありました。
18年前の記事はこちら↓
この後、ブッダパーク内のレストランでメコン川を眺めつつ絶品ヌードルを頂きます。
ブッダ・パークの場所
アクセス方法はこちら↓
(2023年1月25日の記録)
つづき↓
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