アユタヤ、そして最後の夜はいつもバンコク | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(完)
最後の夜はいつも・・・ そう、アジアで旅行をする場合、バンコクを経由するケースが非常に多いため、最終夜はたいていバンコクで迎えることになります。 ありがたいことに、この街は日本も顔負けなくらいとてもにぎやかな街なので、旅の最後を盛り上げるのに最高の場所になっています。 バンコクから始まり、バンコクで幕を閉じる、そんな流れが、アジア、特にメコンエリアを訪れる日本のバックパッカーにとっての一つのパターンになっている様な気もします。 さて、今日の昼間ですが、12時頃バンコクのドン・ムアン空港に到着し、午後半日暇だったので、アユタヤーに赴きました。…
暮色のメコン川と再会を誓うラオス最終日の夜 | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(13)
ルアンパバーン~ビエンチャン(ラオス国営航空)にて 「おいおいこれってセスナじゃねえの?!」という驚愕の雄叫びを上げると等いう愚なことはいたしませんでした。そこは大の大人の男ですから、当然、当然、よく悟っております。 滑走路に現れたのがラジコンのようなわずか17人乗りの飛行機だったりしようが、客席からコックピットが丸見えだったりしようが、ドア(マジでただのドア)のスキマから空が見えたりしようが、そのような些細なことではもはや驚いたりはしません。ええ、驚きませんとも。 と自分に言い聞かせながら、強いて小説を読んで心を落ち着かせながら、ド緊張の50分間をすご…
ルアンパバン上流の酒造りの村とパークウー洞窟 | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(12)
朝からボートでメコンを上りました。 (と、その前にお気に入りのカオピアック・センで腹ごしらえです。) 上流には酒造りの村とか仏像がたくさん立っている変な洞窟などがあるらしいのですが、いやいや、「酒造りの村」とは頗る痛快ではありませんか! 村までは乗り合いボートで行くのですが、シェアできる連れが居なかったので一人でとある青年のしょぼい木製のボートに乗ったわけです。いやこれが中々快適。往復で9ドル(相場は10~15ドル)にまけてもらい、乗り込みました。 スポンサーリンク 酒造りの村とパークウー洞窟へボートで行く さて、いざメコンの上流、ラオ・ラーオの聖地、酒…
ラオスのお菓子 – 赤もち米のカオラームともち米煎餅 | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(11)
珍しくラオスのお菓子なんか紹介しちゃいますよ。 その辺の市場とかでひょいひょい買えちゃう庶民的なあれです。もっともラオスに高級菓子なるものがあるのかは知りませんが・・・ スポンサーリンク ラオスのお菓子 もち米のお菓子「カオラーム」 竹筒の中に赤いような黒いようなものが・・・これは赤いモチ米だそうです。それを砂糖とかココナッツミルクとかで蒸したものだとか。 おはぎの様なイメージでパクつくと、案外甘くなくてびっくりします(笑)とっても優しいお味。 この市場で子供が食べてるのを見て釣られて買いました。 もち米の煎餅 ルアンパバーンの町を歩いているとこんなもの…
ルアンパバーンの人々と動物たち | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(10)
旅って、ただ町を歩くというのが一番楽しいんですよね。 観光名所に行って一番目にするのは旅行者と写真で見た事のある光景。 何でもない町を歩いていて出会えるのは地元の生活感と自然な笑顔。 いや、どちらも魅力的なんですよ。名所を見ずに帰ってしまってはやはり忘れ物をした様な気になる。 でも、観光名所だけじゃ、物足りないんです。一度後者を知ってしまってからは。 町の中には、様々な路地には、訪れる度に違う表情があるから、何度踏み入れても飽きないんです。 ルアンパバーンで出会うのは、人だけではありません。 想像以上に色々な動物たちが歩いています。 何かの鳥たちの家族。…
白煙上げる小型機とルアンパバーンの町並み | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(9)
機体が上昇し、雲の中に入るにつれて機内の壁のスキマから白い水蒸気がモクモクと・・・。 これって雲じゃねえの!?と驚愕する筆者の周りのラオス人乗客がみな爆笑しております。いやいや、オッサン方、笑えねえってこれ。といいつつ筆者もただ笑うしかないのでした。 流石に雲ってことはないかな・・・ないよね・・・ エアコンが冷たすぎて霧みたいになってる・・・とかだよね・・・と信じるのみです。 こんな玩具のような乗り物に人を乗せるとは、ラオス航空も甚だ粋なことをやるものです。 ルアンパバーン。 なんとも静かな町です。ここはラオスの京都。昔々偉大な都として隆盛を誇った町です…
伝説の密造酒、ラオ・ラーオに奇跡の遭遇! | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(8)
スポンサーリンク ラオスの密造酒、伝説のラオ・ラーオに遭遇! さきほど日記を書いたばかりの筆者ですが、その後運命的な出会いに遭遇!(出会いに遭遇、っておかしいじゃねえか!という突っ込みは勘弁してください) 食堂にぞろぞろと集まてくる人たちと謎の液体 晩飯のセンミーナームを食おうと、閉店間際の食堂(正しくは、閉店済みのところを笑顔で迎えてくれた)に入り、お目当てのものを食していると、何やら近所の人がゾロゾロと集まってきます。 そして店主(らしき)オッサンが奥の戸棚から取り出してきたペットボトルには何やら怪しげな黄色い液体が・・・。よく見るとその液体の中に奇…
タート・ルアン、その名も「大きな仏塔」 | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(7)
ビエンチャンにはラオスの象徴と呼ばれる、国内最大級の黄金の仏塔がある。何しろ「タート・ルアン」とは「大きい仏塔」という意味である。 これを見ずしてラオスを語る事が出来ない訳では無いが、見ておかないとやはり格好がつかない、そんなスポットである。 タート・ルアンの履歴書 紀元前3世紀:爆誕(ブッダの胸骨を収めるためインドから派遣された僧侶が建立) 13世紀:ちょっとクメール様式に衣替え 13世紀〜16世紀:やや荒れる 16世紀:更生(廃墟化していたのをセーターティラート王が再建) 19世紀:大怪我(タイ軍により破壊) その後:何とか復活、現在に至る &nbs…