ほぼ定刻通りの10時過ぎにスワンナプーム国際空港に降り立った後、エアポートリンク、MRTブルーラインと乗り継いで、クルンテープ・アピワット中央駅(旧称バンスー中央駅)近くの宿に向かいます。
今回は2日目のアユタヤ、3日目にラオス国境のノーンカーイへとそれぞれタイ国鉄の長距離線を利用するため、その起点となるクルンテープ・アピワット中央駅の近くに宿を取る事にしたのでした。
クルンテープ・アピワット中央駅近くの宿「820House」はAirbnbだった
投宿地はBooking.comで予約した1泊約8500円(4人1部屋)の「820house」です。
MRTブルーラインのタオプーン(Taopoon)駅から徒歩5分ほど。タオプーン駅からクルンテープ・アピワット中央駅まではMRTで1駅です。
Googleマップを頼りに820houseを目指しますが、どこを探してもホテルっぽい建物は見当たりません。この写真の側道のどこにホテルがあるんだろう・・・
SONY ILCE-7C (82mm, f/4.5, 1/320 sec, ISO100)
すると子供達が
「お父さん、ここじゃない?」
と。
よく見ると、1箇所だけ場違いな雰囲気のドアが・・・
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO100)
確かに「820house」って書いてある!!
こんな宿があるんか〜〜。
実は予約時には気づかなかったのですが、この820houseはAirbnb、所謂エアビーというやつだったらしく、しかもエアビー形式の宿には泊まったことが無かったので、こんな感じだとは想像もしていませんでした。子供達が気づいてくれなかったら延々とぐるぐるこの辺を回ってたかも・・・
こんな変わった入口ではありますが、ドアの鍵の開け方や暗証番号は予めBooking.comのメッセージで送られていたので迷わず開けることが出来ました。
ドアを開けるといきなりリビングらしき部屋があります。内装は結構綺麗です。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/100 sec, ISO160)
廊下の奥に寝室があります。部屋の両側にそれぞれ2段ベッドが備え付けられている4人部屋。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/50 sec, ISO1250)
寝室の更に奥にはキッチンと、シャワー、トイレがそれぞれ二つずつ。設備も悪くありません。キッチンには冷蔵庫や電子レンジに加え、食器も一通り揃っています。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/90 sec, ISO320)
鍵付きのロッカーも4人分あったので、家族だけでなく友人などとのルームシェア的な用途も想定しているものと思われます。
という感じで部屋や設備は悪くなかったのですが、一点だけ気になったのは、何故かシャワーやトイレの辺りが少しだけ下水臭かったんですよね。付近の下水管の状態がよろしく無いのかも知れません。
でも価格も考えると、総合的には短期の宿泊には良いと思います。
教訓:バンコク市内観光にはクルンテープ・アピワット中央駅付近のホテルは不便
さて、宿の中身自体は悪くなかったのですが、少し不便だったのがロケーション。
このロケーションを選んだのは、冒頭で触れた通りクルンテープ・アピワット中央駅へのアクセスを考えてのことでした。
ところが、このクルンテープ・アピワット中央駅というのが想像以上にバンコクの中心部から外れており、どこへ行くにも移動に時間がかかり、市内観光の組み立てにやや苦労しました。
下の地図の、緑の丸がクルンテープ・アピワット中央駅、赤の丸がフアランポーン駅やカオサン通りなどのある観光の中心部で、この間の移動に車だと片道30分前後、電車だと場所によっては1時間以上かかります。
しかもGrabも中々捕まらず、タクシーでは行き先を告げた時点で乗車拒否された事もありました。(なお、クルンテープ・アピワット中央駅のロケーションとは関係なく、バンコクの配車サービスやタクシーは全般的にベトナムに比べると使いづらいと感じました。)
今回の旅ではアユタヤへ行く際に朝クルンテープ・アピワット中央駅発の列車に乗る必要があったため、このロケーションでも良かったと思いますが、夜行列車のみの場合など時間に余裕がある場合はあまりメリットがないかも知れません。
なお、後で詳しく触れますが、以前のバンコクの鉄道駅の顔だったフアランポーン駅と、クルンテープ・アピワット中央駅の間には無料のシャトルバスが運行しています(2023年1月現在)。
とは言えクルンテープ・アピワット中央駅近くのお手頃価格のAirbnbとしてhお薦め出来るので、ご感心ある方は下記Booking.comにて詳細御覧下さい。
820houseのアクセス
ともあれ、バックパックを置いて昼食を摂りに外へ繰り出します。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO100)
旧正月のお祝いの火を焚いているのをちらほら見かけました。タイにも中華系の文化は結構入り込んでいるようです。余談ですが、王室そのものが中華系の血統になっていると言う話も聞いたことがあります。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/120 sec, ISO32)
結局、Googleマップでご近所を検索しても良さそうな店があまり無かったので、近くのショッピングモールの中の8番ラーメンに入りました(笑)
これはやられましたね。飲食店のラインナップに関しても、クルンテープ・アピワット中央駅周辺はバンコク市中心部のイメージで行くとやはり全然裏切られます。
まあ、ジャンキーなラーメンが好きなお年頃の我が家の小中学生男子達は喜んで食べてましたけど(笑)
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO250)
気を取り直し、謎のミッキー的な木馬を眺めつつ、バンコク市中心部へ向かいます。この後はバンコク市民の重要な足、水上バスに乗ります。
SONY ILCE-7C (61mm, f/4, 1/125 sec, ISO100)
(2023年1月21日の記録)
つづき
記事一覧:夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ6泊7日の旅
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