シェムリアップの町からバイクタクシーでトンレサップ湖へ向かう。片道15kmほど、1時間弱の道のり。運転するのはもちろん自称20歳の青年キム。
高床式の民家。暑さを避けるためだろう、庭にはこのようなテントとハンモックのセットがよく見られる。ここに洗濯物も干す。
シェムリアップ川沿いには高床式の水上家屋。この時は乾季だったが、増水するとどういう景色になるのだろうか。台風が来たら吹き飛んでしまわないのだろうか。
トンレサップ湖へやってきた。湖の周りにも所狭しと水上家屋がならぶ。漁業を営む人々、あるいは水運を利用して商売をする人々だろう。
水上で野菜や雑貨を売る女性。船の舳先にしゃがんで櫓を操っている。そのバランス感覚たるや超人の域に達していると言っても過言ではないであろう。筆者は心の中で彼女に「舳先超人」の称号を贈った。
この人は漁業をしていたようだ。
筆者にとって盲点だったが、考えてみればガソリンスタンドがなければ困るのである。
少年達。
少年達は船でどこへ行くのだろう。学校である可能性は、残念ながら低いのだろうか。
家事を手伝う少女。見えづらいが、母親は小さな赤子を抱いている。
鳥たちも虎視眈々と獲物を狙う。
子供たちがこちらに気づいてくれた。そろそろトンレサップ湖を後にする。キムが待っている。
本日のお宿
インドからの胃痛腹痛持ち越しのため記録なし・・・
本日の出費
インドからの胃痛腹痛持ち越しのため記録なし・・・
[2000年12月6日]
※本連載は西暦2000年のインド〜カンボジアバックパック旅の手記を本ブログ向けに起こしたものです。記載内容は当時の手記そのものであるため情報は当時のものであると共に、筆者が学生だった頃の稚拙な文章であることを差し引いてご笑覧頂ければ幸いです。
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