カンボジア

旅のプランと見どころ | カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】

アンコールワットで初日の出

2023年〜2024年の年越しは、家族でシェムリアップで過ごしました。ホーチミン発でアンコール遺跡群とトンレサップ湖を巡る小旅行です。

ホーチミンから最も近い外国であるカンボジア&アンコール遺跡群。家族でベトナムに居る間に一度は行きたいね、と細君と話していたものの、個人的には2000年に一度訪れており、正直遺跡そのものにはあまり興味が無い上に、それから更に観光客が増えていると聞いていたので、「一回行ったしどうしようかな・・・」という感じでテンションが上がらず、結構に移すまでにズルズルと悠久の時が流れてしまいました。

カンボジア・アンコールワット旅行記@2000年
「カンボジア・アンコールワット旅行記@2000年」の記事一覧です。

しかし、結果的に今回行ってみて実に良かったです。

トゥクトゥクで風を切り秘境の遺跡群の間を駆け抜け、トンレサップ湖の水上生活村とマングローブの間をボートで掻き分ける体験、そして遺跡のシルエットの間から昇る初日の出、ジャングルの地平線に沈んでいく夕日と旅人たちの歓声・・・それらは、2度目である事による事前のマイナスイメージを遥かに補って余りある素晴らしいものでした。何より家族にそうした体験をさせてあげられて、本当によかった。

カンボジアが誇るアンコール遺跡群の価値を、23年の時を経て再確認する旅、本記事ではまず旅プランと見どころをご紹介します。

※「カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】 」記事一覧↓

カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】(2023-24)
「カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】(2023-24)」の記事一覧です。

ジャングルに浮かび上がるアンコールワットSONY ILCE-7C (200mm, f/8, 1/250 sec, ISO125)

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アンコールワットの初日の出を観たかった

冒頭の通り、細君はともかく、筆者的には当初そこまで食指が動かなかったカンボジアを旅先に選んだ理由ですが、2023-24年の年越しはどこで迎えようか、という話になった時に、ふと

「アンコールワットの初日の出、観たいかも」

と思った、というシンプルなお話です。

前の年(2023年)の初日の出はムイネーの砂漠で迎えました。

砂漠で初日の出 - ホワイトサデューンとレッドサデューン:早朝現地ツアー前半 | ムイネー・ベトナム鉄道2泊3日の旅⑤
ムイネー鉄道旅、2日目の朝です。 もとい、2023年元旦の朝です。 このいい感じにオンボロのジープ的な車で砂漠に昇る初日の出を見に行くのです。 ムイネー・サンライズジープツアーの概要 今回参加したのは、ムイネーのサンライズツアー。ムイネーの...

で、初日の出を観るのに良い場所はどこだろう、と考えた時に、アンコールワットが思い浮かんだのです。

人と同じことをしたくないひねくれ者なので、実は「アンコールワットの日の出」にはそこまで興味がなかったのです。団体旅行ですら定番コースだし、何しろ2000年に一度観てますし。

でも「初日の出」なら意味があるんじゃないか、と。ほら、アンコールワットって割と有名なお寺の遺跡じゃないですか(当たり前)。そこの初日の出を拝めばゴリゴリご利益ありそうじゃないですか(雑)。特に2024年は家族が本帰国する予定で色々大変な年だし。

あとこれは完全に個人的事情ですが、家族でホーチミンに住んでいる今が、アンコールワットの初日の出を拝める最後のチャンスかも知れない、と思ったんですよね。年末年始の超ピークシーズンに日本から行くのは結構ハードルが高いですし、かと言って家族の本帰国後に一人で行く気も起きないだろうと(それなら他の場所に行きたい)。

シェムリアップは特に予測不可能な重大トラブルが起こるような旅行先ではないので(海外個人旅に慣れていれば)、家族旅行でのほほんと行くのが丁度いい塩梅、というのもあり、今回シェムリアップで年越しをする事にしたのです。

アンコールワットの夜明け

SONY ILCE-7C (20mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO640)
2024年1月1日、初日の出直前のアンコールワット

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シェムリアップ3泊4日観光プラン | アンコール遺跡群とトンレサップ湖

今回のホーチミン発カンボジア(シェムリアップ)3泊4日の観光プランと見どころをご紹介します。なお今回のプランはホーチミン発なので、日本発の場合には1~2日追加になる点、ご留意ください。

宿泊は全てシェムリアップで、あまり詰め込まず比較的余裕のあるプランになっていますが、一つ一つのスポットやツアーがフォトジェニックで濃密なので、割と充実感を味わえると思います。

旅行期間は2023年12月30日〜2024年1月2日です。

<1日目:シェムリアップ到着〜プノンバケンの夕日>
8:20

 

9:35

 

タンソンニャット国際空港(SGN)発

(カンボジアアンコール航空 809便)

シェムリアップ・アンコール国際空港(SAI)着

宿アレンジのタクシーで市街地のホテルへ移動

市中心部のレストランで昼食

午後 アンコール・バルーン(雲が多かったため翌日リベンジ)

アンコール・バルーン, アンコールワット, 上空からの全景Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/2300 sec, ISO50)

プノンバケンで夕日

プノンバケンの夕日, アンコール遺跡群, カンボジアSONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/100 sec, ISO100)

ソックサン通りのレストランで夕食

シェムリアップ泊 Rithy Rine Angkor Residence(計3泊)
<2日目:トンレサップ湖〜オールドマーケット>
午前 トンレサップ湖水上生活とマングローブボートツアー

移動:トゥクトゥクチャーター

トンレサップ湖ボートツアー, シェムリアップ, カンボジアSONY ILCE-7C (42mm, f/3.2, 1/1000 sec, ISO200)

トンレサップ湖の水上レストランで昼食

午後 個人的にアンコールバルーンリベンジ

(前日雲がかかっていたため)

上空からのアンコールワット全景, アンコールバルーンSONY ILCE-7C (200mm, f/9, 1/250 sec, ISO200)

シェムリアップオールドマーケットなど散策

オールドマーケット, シェムリアップSONY ILCE-7C (93mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO500)

ソックサン通りのレストランで夕食

<3日目:アンコールワット初日の出〜アンコール遺跡群>
午前 アンコールワットで初日の出

移動:トゥクトゥク半日チャーター

アンコールワットの初日の出(2024年)SONY ILCE-7C (20mm, f/13, 1/30 sec, ISO100)

続いてアンコール遺跡群

タ・プローム, アンコール遺跡群Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/1250 sec, ISO50)

遺跡群内のレストランで昼食

午後 引き続きアンコール遺跡群

アンコールワット, 裏参道, 東門SONY ILCE-7C (158mm, f/5.6, 1/160 sec, ISO100)

ソックサン通りのレストランで夕食

<4日目:帰国>
9:55

 

11:10

シェムリアップ・アンコール国際空港発

(カンボジアアンコール航空 808便)

タンソンニャット国際空港着

トゥクトゥクやツアーは宿にアレンジを頼もう

なおいつもの様に、現地でのトゥクトゥクチャーターやトンレサップ湖ツアーなどは、全て宿にアレンジをお願いしています。

Booking.comで予約してメッセージ機能で何度かやり取りした後、Whatsappでのやり取りに移行して、空港への往復の車や遺跡を回ったり日の出を見に行ったりするトゥクトゥクのチャーター、トンレサップ湖のボートツアー(これも同じトゥクトゥクで行きます)などのツアーについて、いつどこに行きたいかなどを伝えて、アレンジしてもらいます。

こうすると、1人の人とやり取りすれば済むので楽ですし、宿も怪しいドライバーやツアーを紹介して宿の評判を傷つけたくないので、大概は良心的なものをアレンジしてくれます。それに加え、そうしたやり取りを通じて宿の対応の良し悪しを見る事が出来る、というのも大きなメリットです。

 

ではしばしの間、アンコール遺跡とトンレサップ湖での年越しにお付き合い頂ければ幸いです。

トンレサップ湖, マングローブクルーズApple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/350 sec, ISO40)

つづき↓

ただいま!赤土と青空のシェエムリアップ
さて、赴任中のホーチミン発、アンコールワットで初日の出を観つつ年越しをする家族旅が始まります。 ホーチミン、タンソンニャット国際空港にはクリスマスと新年の飾り付けが併存しています。ベトナムでは日本の様な、クリスマスが終わった瞬間にツリーを片...

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カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】(2023-24)
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