出発前夜 | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】（1）

出発にあたって

明日から　約十日間にわたって
単身　ラオス　ならびに　タイ辺りへ赴くわけですが
せっかく夏休みを費やして旅行に行くのに
無為に過ごしてはもったいないと思い
いくつかの目標を胸に秘めて　旅立つことにしました

まず　最初に降り立つタイでは
ムエタイの選手と果敢に対決し
日本人らしく　相撲の張り手を駆使して
敵の尻を真っ二つに　それはもう美しいほど真っ二つに割り
見事　勝利を収めたいと思います

次に向かうラオスという国は　今回が初めての訪問なので
最初のうちは　ホフク前進で裏の路地を這い回り
慎重に様子を見ていくつもりですが
最終的には　全裸にエプロンで市街地を闊歩し
真の意味でラオスを制覇して来たいと思います

最後に旅全体を通してですが
これらの両仏教国に滞在する間に
多くの寺で修行を積み　最終的には出家して
酒池肉林を極めた
新しいタイプの僧侶のあり方を提案できるまでに
人間として成長してきたいと思っています

さあ　明確な目標を立てたことで
今回の旅がさらに楽しみになってきました

そして真剣な話　帰るまでに
少なくとも5キロ程度の減量を達成してきたいと
切に願っておる次第であります

出発まであと12時間ほどになりましたが
あまり早く床につきすぎると
飛行機の中で目が冴えすぎて　悶々とした思いをするので
もうしばらく出発前夜の夜長を　楽しもうと思います

明日からは　久々の熱帯夜です
[2002年9月21日]