こんにちは。体内組織の8割がベトナム製の麺で出来ているものの、たまには違うベトナム料理も食べたい10max（@10max）です。
そんな揺れる想いに導かれ、今日はホーチミン市内に11店舗を展開する古き良きベトナム家庭料理を提供する名店「Cơm Niêu Thiên Lý」をご紹介します。
所謂フォーやバインミー、コムタムや揚げ春巻きと言った誰もが知るベトナム料理とは一味違う、日本人でも何だか懐かしく落ち着く感じのベトナム庶民料理のお店です。
※なおホーチミン市のローカルグルメのまとめはこちらを御覧下さい。一覧マップもあります。
「Cơm Niêu Thiên Lý」の目玉料理、土鍋ご飯。カリカリのおこげが最高。
カリカリおこげの土鍋ごはん推しベトナム家庭料理店「Cơm Niêu Thiên Lý」
「Cơm Niêu」の「Cơm」は「お米」、「Niêu」は鍋、という事で、「Cơm Niêu Thiên Lý」は「土鍋ご飯」を中心としたベトナム料理を提供するお店です。
「ベトナム料理」としてよく目にするフォーやフーティウなどの麺料理やコムタムやコムスゥオン、ソイガーなどの米料理、バインミーや揚げ春巻き、バインセオと言った典型的レパートリーとは少し趣の異なるベトナム料理が楽しめます。
ベトナム在住の筆者も、「おっ、ここはちょっと他には無い面白い店だな」と感じ、職場にも自宅にも近いこともあり定期的に通っています。
清潔で落ち着いた店舗
ホーチミン市内に11店舗ありますが、筆者は職場のある1区と自宅のある7区の店舗によく訪問します。
「Cơm Niêu Thiên Lý」のテーマカラーはイエロー。黄色い看板が目印です。「COM」の「O」が土鍋ご飯になっていてちょっと可愛いのです。
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こちらは1区のお店。観光の中心であるグエンフエ通りやドンコイ通りからも近いハムギー通り沿いにあります。周囲は割とごちゃついていますが、Cơm Niêu Thiên Lýだけは清潔で浮いています（笑）
店内も清潔で落ち着いた感じ。
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続いて7区のお店。フーミーフン地区の日本人学校の近くにあります。
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1区も7区も、外装・内装ともにきちんとコンセプトが統一されていますね。経営者のこだわりが感じられます。
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その他、トゥドゥック市（旧2区）や10区などホーチミン市内に11店舗ありますので、最後に各店舗のアクセスを掲載しておきますね。
主なメニューと実食レポ
では実食と行きましょう。
黄色いおこげが絶品の土鍋ご飯
何をさておき注文して頂きたいのは、シグネチャーメニューでもあるこちらの土鍋ご飯です。メニューの最初の「Cơm」関係のページにある「Scorched rice」群がそれです。
それがこちら。黄色い見た目のインパクトだけでなく、アッツアツの土鍋にカリッカリのおこげが最高のご飯です。
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その中でも特に「Scorched rice with ground pork, scallion oil」というのを頼むと、上の写真のような挽き肉ベースのタレが付いてきます。これをおこげご飯に絡めると最高に合うんです！
ちなみにご飯の量は、一人分だとちょっと多いかも、と言う感じ。この後ご紹介する様な他の料理を頼むケースが殆どでしょうから、成人男性でも、2〜3人で1つが丁度よいでしょう。
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Scorched rice with ground pork, scallion oil
ヒラメのモチモチ練りものフライ
2番目に頼んで頂きたいのがこちら。ヒラメの練り物のフライ（Fried flounder fish cake）です。メニューで言うと上のCOMの隣の「Cá（魚）」関係のページにあります。
「練り物のフライ」なので、表面はカリカリ、中はモチモチという、まさにフライと練り物のいいとこ取りの絶品です。
付属するタレを付けると、土鍋ご飯のおかずとしてもビールのお供としても最高の仕事をしてくれます。
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ヒラメの練り物のフライ（Fried flounder fish cake）
豚肉関係
豚肉（Thịt ）関係も忘れてはなりません。
少し余談ですがベトナムでは豚肉が一番無難で食べやすい感じがします。牛肉は少々固く、鶏肉は骨っぽい。
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豚肉関係のメニュー
黒胡椒まみれの茹でエビ
もっといい表現ないのかよ！と我ながら呆れますが、「Steamed shrimp with black pepper」なんだから大方間違いでもないでしょう。
何となくアヒージョっぽいこの料理、ビールのお供にも最高でした。
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定番揚げ豆腐とスープ関連
ベトナムでド定番の揚げ豆腐ももちろん美味です。ちょっと癖のある「マムトム」というエビベースのソースに付けて食べます。マムトムは最初だけ匂いにギョッとしますが揚げ豆腐に付けて口に入れると癖になります。
マムトムは 癖があるのに 癖になる（五・七・五）
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そしてスープ類も豊富です。
こちらはカニ味噌のスープ。
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これは何だったかな・・・冬瓜的な？
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鍋と飲み物
こちらが鍋物と飲み物のメニューです。鍋は頼んだことがないのでメニューだけで・・・
飲み物はビールからソフトドリンクまで揃っています。
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さいごに：Cơm Niêu Thiên Lýで落ち着いたベトナム時間を
と言う事で（どういう事だ）、ホーチミンの喧騒の中で一際落ち着いた空間の中で、少し趣の異なる古き良きベトナム家庭料理を楽しみたい、という時には非常にお薦めの店です。
風呂椅子ベトナム麺野郎である筆者も、たまにはちょっと落ち着いた場所で少し違ったベトナム料理が食べたくなりますからね。
フォーとバインミーと揚げ春巻きに飽き始めて、「こんなベトナム料理もあるんだ！」というのを少し掘り起こしてみたい旅行者にも良いと思いますよ。
Cơm Niêu Thiên Lý各店舗のアクセス
最後にホーチミン市内の11店舗のアクセスをご紹介します。店舗名は適当です。
1区ハムギー通り店
ドンコイ通りやグエンフエ通りなど、観光の中心から一番アクセスしやすい店舗かと思います。筆者の職場の近くでもあります。
1区Da Kao店
サイゴン動植物園の近くです。
Thu Duc市（旧2区）サラ公園近く店
Thu Duc市（旧2区）人民委員会庁舎近く店
7区フーミーフン店
7区の新興開発エリア、フーミーフンの日本人学校近くの店舗です。筆者が自宅から行く際にはここに行きます。
7区ロッテマート近く店
7区のもう一つの店舗、ロッテマートのあるダウンタウン辺りの店舗です。
10区店
Tan Binh区タンソンニャット国際空港近く店
Tan Binh区もう一つの店
Binh Tan区店
旧Thu Duc区店
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