ビエンチャンの投宿地「The Riva Vientiane Hotel」にチェックインします。
「神中級」ってどんな中途半端な評価やねん!と突っ込まれそうですが、値段は全然高級じゃないのに「メコン川の絶景」「部屋や設備の清潔さと充実度」「立地」「コストパフォーマンス」が高次元に叶えられた想像以上の神ホテルでした。
今回のような家族連れでのビエンチャン泊はもちろん、「バックパック旅だけどちょっと寛げる宿が欲しい」場合にもおすすめなので、手厚くご紹介したいと思います。
家族でビエンチャンに泊まる – 今回のホテル選定条件
今回ビエンチャンのホテルを選ぶにあたっての条件は以下の通りでした。
- 繁華街(ゲストハウス街)至近の立地
- メコン川の眺望
- 家族4人で1部屋
- 予算:4人で1泊1万円以下
1番目については、ラオスではGrabやUberなどが使えない事が予想されたため、あまり市街地から遠いところでは食事や買い物などに不便なので、出来るだけ繁華街(ゲストハウス街)に近いエリアで探しました。
2番目は多くの旅人には無くても困らない項目ではありますが、「メコン川に沈む夕日を眺めながらビールを飲む」というのが今回の最重要キーワードだったので、もし可能なら叶えたいところ。下の方でご紹介する通り、実際宿からメコン川を眺めつつChill out出来るというのは素晴らしいものです。
3番目の「4人1部屋」という条件でかなり選択肢が狭まってしまうのですが、もう中学生とはいえ(芸人じゃない)子供たち含めた家族での夜の団らんは尊いので、出来れば重視したいところ。
なので、最後の予算は少し妥協してもよいかな、と。4人で1泊1万円以下。これは人によっては十分安価な予算だと思われるかも知れませんが、元バックパッカーとしてはなかなか贅沢です(笑)
メコン川の絶景を望む家族連れにもお薦めの宿「The Riva Vientiane Hotel」
で、結果的に言うと、今回泊まったThe Riva Vientiane Hotelは上記4つの条件を全て満たしてくれました。正直そんなホテルがあるとは思ってなかったので望外のことです。
ビアラオへの愛がメコンの神様に通じたとしか思えません。
立地 – ゲストハウス街&川沿いナイトマーケット前
上で触れた通り、非常に便利な立地です。下のマップで中心部の少し黄色っぽくなっているエリアが、安宿から中級ホテルまでが集まるゲストハウス街なのですが、ラオス料理を始めとする様々な国籍のレストランやレンタサイクル店、コンビニなど、便利な店が集まっているエリアです。
また、メコン川沿いのナイトマーケットも目の前にあり、ビールを飲みながらメコン川に沈む夕日を眺めるには理想的な立地でした。
外観
こちらがThe Riva Vientiane Hotelの正面。2~5階が客室となっています。
向かって左側にホテル併設のカフェがあります。右側に隣接したビルの1階にもCafe Amazonがあります。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/490 sec, ISO25)
別の角度から。青いガラス張りのビルは隣のビルですが、目印になります。
こうして見ると、このゲストハウス街近辺は高くてもせいぜい5階建てくらいだというのが分かります。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/4500 sec, ISO32)
ロビーとカフェ
こちらがロビー。フロントには英語が話せて親切なスタッフが居ました。壁の絵がリアルで本当に誰か座ってるのかとちょっとびっくりしました(笑)
フロントの奥にトイレがあります。男子トイレだけで確か個室が3個くらいあるレベルの広さでした。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO500)
ロビーの右手にレストランがあります。朝食はここでビュッフェでした。かなり綺麗です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO320)
味は普通に美味しいアジアの朝食という感じです。写真はお粥。麺もありました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO320)
ロビーの左手、レストランの反対側にカフェがあります。綺麗で居心地最高です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO200)
中々上質な飲み物を出してくれます。
SONY ILCE-7C (43mm, f/3.5, 1/125 sec, ISO100)
客室 – 4人用デラックスファミリールーム
いよいよ客室に入ります。最上階である5階の「デラックスファミリールーム」です。
なお、同じ4人用でも、「スーペリアファミリールーム」だと窓からの眺望が変わりますのでご注意ください。メコン川の眺望をご希望の場合は「上層階のリバービュー」とリクエストするとよいでしょう。
今回宿泊したデラックスファミリールームの料金は、2泊で20,428円(後日キャッシュバックで実質18,304円)だったので、4人1泊あたり9千円ほどで泊まれたことになります。
シングルベッドが2つと、キングサイズベッドが1つなので、大人4人でも余裕で泊まれる広さです。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/100 sec, ISO100)
冷蔵庫とテレビ。無料の水とコーヒー、お茶もあります。右手奥にクローゼット。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/100 sec, ISO32)
バスルーム。とても広く清潔です。トイレにはベトジェット(ハンドシャワー)も付いています。シャワーの温水や水圧も特に問題ありませんでした。シャンプーや歯ブラシ、タオルなどのアメニティも一通り揃っています。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/50 sec, ISO640)
という事で、ラグジュアリーという訳ではありませんが、全般的に部屋や設備はかなり高いレベルで清潔かつ満足の行くものでした。バックパッカーなら宮殿レベルでしょう。
メコン川の絶景 – 夕景、夜景、朝日
さて、このホテルの魅力はメコン川沿いの立地。特に最上階の5階からは、雄大なメコン川の流れと対岸のタイ北部ノーンカーイの町を展望する事が出来ます。
こちらは東の下流方面。眼下にナイトマーケットのテントが広がっています。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
こちらは西側、上流方面。河原が広いのは乾季だからかも知れません。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/640 sec, ISO100)
大分日が傾いてきました。ベタですが、ビアラオでChill outします。ベタだからこそ、やりたいのです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/10, 1/100 sec, ISO100)
夜景はこんな感じ。ナイトマーケットと、対岸のノーンカーイの灯り。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO5000)
朝はこんな感じで、昇り来る太陽の熱で朝靄が立ち込めます。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/500 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/50 sec, ISO100)
このような塩梅で、メコン川の眺望を楽しむという点でも最高のホテルです。
コンビニ至近
ホテルを出て右に1、2分のところに、食料品などを購入できる「Jiffy」というコンビニ的な店があります。ビアラオはもちろん、それ以外のラオスビールなどの飲み物やおつまみなどを調達しましょう(乾杯)。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/40 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO1000)
ということで、ビエンチャンの中級ホテルをお探しであればThe Riva Vientiane Hotelは鬼おすすめですので、ぜひご検討ください。
The Riva Vientiane Hotelの詳細情報
さて、話を旅行記に戻します。
日が傾いて涼しくなってきたので少しだけ近くの寺とマーケットを散策しに出かけるとします。
(2023年1月24日の記録)
つづき
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