こんにちは。間もなくベトナムで初の年越しを迎えようとしている10max(@10max)です。
ガイドブックに載っていないローカルベトナム料理屋をご紹介する「ベトナム人お薦めローカル飯」シリーズ、第4弾はホーチミンの中華街(チョロン)にある水餃子・水餃麺の名店「Sủi cảo 162」をご紹介します。
Sủi cảo 162は日本語でチョロンの人気中華料理店を検索してもあまり出てこないのですが、ローカルの人達には口コミでよく知られる大人気店なのです。
ぶっちゃけると、今までの所ベトナムに来てから一番美味しかったのがこのSui Cao 162の水餃麺かも・・・。ベトナム料理はもちろん大好きなのですが、中華料理やっぱりすげえ、って思いました(笑)
※ホーチミン市内のローカルグルメのまとめはこちら↓
※ベトナム風中華麺特集はこちら↓
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ホーチミン中華街チョロンの水餃子ストリートの名店「Sui Cao 162」
ホーチミン市5区〜11区に少しかかる辺りにある中華街「チョロン」に「水餃子ストリート」と呼ばれる通りがあります。
こんな感じで、100mくらいの間に水餃子屋が所狭しと軒を連ねています(本当に狭くて車がすれ違うのが大変)。ベトナム語で水餃子のことを「Sủi cảo」と言います。
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Sủi cảo 162の場所
上の写真にも既に写っていますが、今回訪れた人気店「Sủi cảo 162」もその中の一つ。場所はこちらです。
逆に言えばこのSui Cao 162を目指してくれば水餃子ストリートのど真ん中に辿り着けます。
Sủi cảo 162はいくつかの店舗に分かれている
さてそのSủi cảo 162ですが、下の写真のように「水餃162」と言う看板がいくつか見えますね。これは別に「大阪王将」と「餃子の王将」の様に商標を争っている訳ではなく、全て「Sủi cảo 162」です。
つまり、左手前に写っているのが本店で、ここで作った料理を他の店舗のテーブルに運ぶ感じで、「水餃162」の看板の店に座ればちゃんと「Sủi cảo 162」の料理が食べられます。
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これがSủi cảo 162本店(というか本体?)の厨房。これで美味くないわけがない、という空気感を放っています。
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筆者家族はその厨房のある本店(本体)の向かいの店舗に席を取りました。
というか最初に目に入った「水餃162」の看板がここのもので、座ってから「水餃162」という看板がやたら沢山あるという事に気付きました。
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この店舗には裸のおじさんが二人居ました(参考情報)。
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卓上にはベトナム版ラー油のSa teなどが置いてあります。これは後で使います。
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メニュー
(2024年5月18日更新)メニューは表と裏の2面だけのシンプルなもの。
表はスープ麺系。2022年に来た時より2品ほどメニューが増えています。注文したのは1枚目の右上の「上海水餃麺」という60,000ドン(300円強) 65,000ドン(約350円)のもの。
こちらが反対の面。揚げ餃子や焼きそば的なもの。こちらも2022年より2品増えてました。どれもビールに合いそう♪今回再訪して頼んだのは、右上のSui cao chienという揚げ餃子。これが置いてある店はダークホース的に必ず美味いことを学んできました。
実食、激旨水餃麺!!
この時点では厨房が別の店舗にあるとは知らなかったので、この裸のおじさん達の奥で作ってるのかと思っていたのですが、こうして向かいから運ばれて来ました。じゃあ裸のおじさん達は何をしてるんだろう・・・
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/90 sec, ISO125)そしてついにご対面!
ドーン!!!
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もうね、何というか、まずスープが本当に美味しいのです。
ベトナム料理のスープももちろん美味しいのですが、こちらはもっとシンプル。エビなどの出汁がもっとシンプルに引き立っている感じ。
そして麺も、日本人なら馴染みの深い、シンプルな中華麺のようなツルツルコシのある玉子麺で、フォーやブンなどの柔らかい麺に慣れているととても懐かしく、個人的には「麺はやっぱりこれだな・・・」と感じます。
もちろん主役の水餃子もプリップリで最高!ワンタン麺に乗ってるワンタンという方がイメージしやすいかも知れませんね。メインの具のエビがプリッと弾ける食感が堪りません。
卓上の赤いラー油のような「Sa te」というベトナム版ラー油を小皿に取り、この雲呑をちょいちょい付けて食べると良いです。水餃麺のスープは結構あっさりしていますが、このSa teがスープに少しずつ混ざることで、スープの味の変化も楽しめます。
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(2024年5月18日追記)そして今回トライしたのがこちらの揚げ餃子。この手の揚げ餃子は、2022年にこの店を訪れた後にいくつかのチョロンのベトナム中華料理店で試し、必ず美味いダークホースだという事を学びました。
当然ながら水餃子ストリートの揚餃子も例外ではありませんでした。
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サクッサクに揚げられた皮を噛み破ると、まるで一瞬で異世界にワープしたかのように訪れるプリップリの具。このコントラストと言うべきかギャップと言うべきか・・・に病みつきになります。ぜひトライしてみて下さい。
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水餃子ストリートの他の人気水餃子店
(2024年5月18日更新)なお、2022年10月に訪れた時に座った席は下の1枚目の写真の左手前のSui Cao 162の看板のところだったのですが、2024年5月に再訪した際にはこの場所は隣の「NGOC Y」という店に変わってました(2枚目の写真)。このNGOC Yも中々人気店のようです。
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SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO100)
Quán Sủi Cảo Ngọc Ý 玉意水餃
Quán Ăn Cường Ký Mì Gia. Sủi cảo 157
また、数十メートル南にある「Cuong Ky Mi Gia Sui cao 157」という店も評判が良さそうでした。
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Vĩnh Phát – Tsim Sha Sui Dim Sum
水餃子通りを更に進んだ端っこにあるこの店も非常に気になります。香港式点心だとかMi Vit(ダックヌードル)などという文字が踊っており、上の店とは少しだけ風合いが異なりそうです。またGoogleマップでの評価も悪くない。気になる・・・
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Googleマップの口コミを見る限り、依然としてSui cao 162の評価が最も高いように見えますが、機会があればこれらの店もトライしてみたいです。
ホーチミンの中華街で水餃子と中華麺のゴールデンコンビを堪能しよう
ホーチミンで中華料理が食べられる店、というだけなら他にも(クリスタルジェードとか三福楼とか)選択肢はありますが、チョロンのある5区はホーチミンの中でも特にローカル色の残るエリア、というのがもう一つの魅力です。
綺麗な中華料理は別にベトナムじゃなくても食べられるので、いっそのことドローカルな雰囲気のチョロン散策を楽しみつつ、ドローカルな中華料理(ここはベトナムなのでちょっと変な言い方ですが)を食べたいという方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
チョロンにはこの水餃子通りから歩ける観光名所もいくつかあります。るので、後日別記事でご紹介しますね。こちらの記事を御覧下さい↓
※ただしチョロンはドローカルなだけに治安は少しよろしくないようなので、出来れば昼間がベター。夜は細い路地に一人で入らないなど、十分注意しましょう。
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