美人過ぎる飯屋の教師(情報が渋滞気味)との昼飯を終え、再びLittle Ant氏のバイクの後ろにまたがる。
ここから引き続きDT181(県道181号線)を東に進みつつ、峠を登っていく。その先にとんでもないスペクタクルが待っていることを、この時は知る由もない。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/1250 sec, ISO50)
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超絶絶景!Đường Thượng谷を一望
ハザンループの西側を南北に走るQL4C(国道4C号線)と東側のDT176を、中央あたりで東西に結ぶDT181を西から東に進んでいくと、丁度真ん中あたりで峠にぶつかる。
ヘアピンカーブの連続する急峻な道を登り詰め、峠の向こう側に出ると・・・
唐突に、あまりにも唐突に、声を失いそうな絶景が現れる。
SONY ILCE-7C (55mm, f/8, 1/160 sec, ISO100)
何と言い表せばよいのか・・・
ものすごいスケールの谷なのだが、その底にあるのが、川ではなく、集落というのがまた良い。良すぎる。絶景の渓谷の底に、人々の生活があるというのだ。想像するだけでワクがムネムネする。
この集落の中央を貫いて走っている道路が、DT181だ。この後このDT181を駆け抜けつつ、実際に集落を通ることになる。オラ、ワクワクすっぞ。
この絶景スポットはハザンループのメジャールートから外れているため、実は比較的知名度が低い、知る人ぞ知るビュースポットなのだが、それでもライダー達がしばし足を休める場所であるため、軽食や飲み物を出すささやかなカフェ屋台が並んでいる。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/125 sec, ISO100)
なお、この時は少しガスっていたので、明朝の復路で再びこの峠を訪れてもらうことにした。
奇岩の谷に抱かれた手付かずのモン族の村
そして峠を下り、先程天空から眺めたDT181沿いに集落を駆け抜ける。背景に奇岩がそそり立っているのが、非常に絵になる。実に素晴らしい。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/3000 sec, ISO64)
そして、人々がモン族の民族衣装を着ている・・・!!これらの集落はモン族の集落なのだ!
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/5400 sec, ISO64)
もちろんここは観光名所などではない。ハザンループのメジャールートからも外れているため、旅人もまばらで、文字通り本当に手つかずの集落であるようだ。
ハザンらしい石灰質の奇岩に抱かれつつ、昔ながらの民族衣装をまとったモン族の人々が暮らす集落。僕がこの旅に期待していたものを完全に上回る、素晴らしい景色を目の当たりにしている。
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/690 sec, ISO25)
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/3800 sec, ISO64)
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/370 sec, ISO25)
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/4600 sec, ISO64)
子供達の姿も愛らしい。モン族の人々は顔立ちがベトナム人(キン族)よりも日本人に近いので、より親しみを覚える。モン族の人々の様子は翌朝のDu Giaの市場でより近くで見ることができる予定だ。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/3600 sec, ISO64)
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/850 sec, ISO25)
北京ビキニスタイルはこんなところにも浸透しているらしい。
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO25)
このDT181沿いのモン族の集落も、明日再度通ってもらい、住民の方のお宅を見せて貰うことになる。
バイクは再び峠へと差し掛かっていく。この後さらにいくつかの絶景ビューポイントに立ち寄り、投宿地であるDu Gia村へと向かう。
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO25)
本記事のルート
本記事の概ねの範囲です。実際の細かい走行ルートとは異なります。
(2024年4月19日の記録)
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