少数民族が集い過ぎるDu Gia村市場の興奮冷めやらぬ中、峠に向かって山道を駆け上がる。
今日はハザン市へ戻りつつ、プロのドライバー氏のみぞ知るマニアックな激細山岳路の絶景ツーリングを満喫する。
市場からの帰り道だろうか。同じように山道を登っていく少数民族の人達の姿が見える。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/9000 sec, ISO80)
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/2700 sec, ISO64)
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/4300 sec, ISO64)
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ドライバー氏のみぞ知る絶景山岳路ツーリング
ルート的には、昨日の往路で通った絶景とモン族村のあるDT181(県道181号)が軸となるが、そこは流石プロドライバーのLittle Ant氏、ただ同じ道を帰るだけではない。プロのみぞ知る周辺の激細絶景山岳路を通って変化を加えてくれた。
その山岳路は本当に細い。実に細い。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/1150 sec, ISO50)
あまりに細いので、筆者の方が道幅より広いのではと心配になるほどだ。
少々怖いが、プロドライバーのLittle Ant氏の腕は確かだ。不安など微塵も感じさせることなく駆け抜けていく。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/1900 sec, ISO50)
そしてその分(?)絶景である。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/20000 sec, ISO100)
一旦谷底の県道181号へ降り、モン族の村を通る。こちらでモン族の住居を見学させて貰ったのだが、そちらは別途次の記事でご紹介することとし、本記事では再び峠を登ることとする。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/5800 sec, ISO80)
昨日、翌日再訪する予定としていた峠の絶景ポイントに約束通り立ち寄ってくれた。

SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/200 sec, ISO100)
この谷底に見えるのが、今駆け抜けてきた県道181号とモン族の集落だ。何度見ても素晴らしい絶景である。
SONY ILCE-7C (83mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
この絶景ポイントはライダーたちの休息の場所にもなっており、モン族の美しいおねいさんがカフェを出している。コーヒーを一杯頂くことにする。
絶景と少数民族美女とコーヒー。最の高にもほどがある。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/125 sec, ISO100)
上の絶景ポイントの場所
※ハザンのその他の絶景ポイント↓

再び県道181号から逸れて、プロのみぞ知るマニア向けワインディグへ入っていく。こちらは少なくとも筆者よりは幅が広そうだ。ホッ。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/1500 sec, ISO40)
母子が坂道を降りてきた。どこから来てどこへ向かうのだろう。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/6400 sec, ISO80)
と思っていると、モン族の民家が斜面に張り付いている。いかに山岳民族とはいえ、なぜこんなところに家を建てたのだろう。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/3800 sec, ISO64)
見晴らしの良いところから眺めると、民家がポツポツと散在している。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/3000 sec, ISO64)
何故こんなに孤立して家を建てているのだろう。モン族の人々は筆者と同じく人付き合いが苦手なネクラなのだろうか。
山の中には滝がいくつかある。
SONY ILCE-7C (20mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO160)
上の写真、お分かり頂けただろうか・・・?滝壺の奥に・・・
続いてもう一つの滝。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/1250 sec, ISO50)
筆者は滝にはさほど興味がないので、サクッと写真だけ撮って先へ進む。
ハザン市に続くロ川が美しいエメラルド色を醸している。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/250 sec, ISO100)
牛が歩いていた。横のモン族のモン族の女性との関係が気になる。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/2500 sec, ISO64)
峠を降り、田園が広がる。日本の里山の風景のようだ。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/7100 sec, ISO80)
Cát Lý Campingというカフェ兼宿で休憩を取る。
SONY ILCE-7C (20mm, f/5.6, 1/400 sec, ISO100)
ここからはロ川の美しい渓谷を眺めることが出来る。向かってくる舟は観光ボートだ。
SONY ILCE-7C (74mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO100)
Cát Lý Campingの場所
ハザン市の郊外に入る頃、ロ川の眺めが美しい食堂があった。ここで昼食を摂ることとする。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/430 sec, ISO80)
鶏肉のBun(米麺)。南部ではあまり見ない組合せのような気がする。優しい鶏出汁のスープが染みる。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/1400 sec, ISO80)
隣では昼間から宴会が行われていた。ビールは当然箱から取り出すダイレクト供給スタイルである。
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO25)
こんな眺めを見ながら昼呑みとは幸せなことだ。もっとも誰も景色など見ていないようだったが。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/2300 sec, ISO80)
ハザン市内に入るとこのような看板をよく見かけるようになる。
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/540 sec, ISO25)
少数民族の多いハザンなので「民族統一」的なプロパガンダかと思ったが、直訳すると「国民の正当な権利と利益を確保するための行政改革の強化」というようなことが書かれているようだ。
なお、ベトナムに住み、山岳地帯を幾度か旅して人の話を聞いたところでは、ベトナムでは少数民族とベト族(キン族)とは、文化的には大きく異なれど、ある程度互いを尊重しあい上手くやっている印象だ。その辺りは別の記事で考察してみたい。
この後は、ハザン市内の観光スポットをいくつか回ってもらう。
ハザンループの旅もこれで完結・・・と言いたいところだが、先程立ち寄ったモン族の住居見学について、次の記事で触れさせて頂きたい。
本記事のおおよそのルート
上で触れた通り、実際はところどころドライバー氏のみぞ知る絶景激細ワインディングを通っているため、下のルートはおおよそのルートを示している。
(2024年4月20日の記録)
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