ハノイからバスで8時間、ついに伝説のムーカンチャイの棚田とのプチ対面を果たし、さらに宿のアニキのバイクでズンドコズンドコ山道を登ること約10分。
そこは天上の楽園のような場所だった。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/190 sec, ISO40)
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棚田の丘を登ったら絶景宿だった
宿までの坂は実に急で、当時体重の登り坂を登坂中であった(フトリツツアッタトイウコトデス)筆者を後部座席に乗せての登坂に、アニキおよびアニキのバイクもうなりを上げていたが、何とか登り切ることが出来た。
ムーカンチャイでのベースとなる名宿「See Bungalow」の「SEE」の看板が、やはりかなり見上げた坂の上に見えてきた。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/120 sec, ISO64)
これはハザンでもよく見たモン族風の板張りの建築だ。すでに風情が溢れている。
SONY ILCE-7C (20mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO2500)
そしてふと振り返ると・・・
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/100 sec, ISO250)
かわいいイッヌが歩いていた。
ではなく、息を呑むような絶景が広がっていた。
SONY ILCE-7C (20mm, f/16, 1/30 sec, ISO3200)
取るものもとりあえず、ビアーを所望する。楽園とはこのような場所を指すのであろう。
この宿を選んだのはまさに狙い通り、いやそれ以上だった、と思う瞬間でもある。
客室はバンガロー風になっている。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO1000)
中も清潔で、もちろんホットシャワーも出ます。
Apple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/50 sec, ISO640)
さて、絶景過ぎてビールが足りないため厨房へビールを取りに行くと、先程バイクで迎えに来てくれたアニキが夕食の準備をしていたので、
筆者「夕食は何時からだ?」
と尋ねてみた。すると
アニキ「え?食べるのか?」
と・・・
なんと、素泊まりプランで予約をしていたようだ。
筆者「すまん!間違えた!飯食べたいです」
アニキ「あはは、OK、OK」
優しいアニキなのであった。なお、アニキはモン族の人で、料理もモン族の家庭料理ということだ。英語は簡単なものしか通じないので、時折Google翻訳先生に登場いただく。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/35 sec, ISO200)
ということで無事食事にありつくことが出来た。モン族の家庭料理は、めちゃくちゃ美味しいというよりは、素朴でどこか懐かしい感じだ。白飯によく合うおかずたちである。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/35 sec, ISO800)
先程のイッヌがよい匂いを嗅ぎつけてやってきた。肉の骨をあげてみると喜んでかぶりついていた。よく見ると2匹いるようだ。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/25 sec, ISO1000)
ベトナムのホームステイの鉄板ファシリティ、カラオケマシーンが鎮座している。そのうち誰かが歌い出すに違いない。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/25 sec, ISO1250)
今回は筆者以外の宿泊客はベトナム人のようで、前回のハザンの時のような国際カラオケバトルロイヤルのような感じにはならなそうだ。

ムーカンチャイの谷もすっかり日が暮れた。気温もかなり下がり、少し肌寒いくらいだ。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1 sec, ISO4000)
やがてベトナム人のグループがカラオケを始めた。お約束どおりの展開に一人ニヤけてしまう。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO5000)
カラオケをBGMに、肌寒くて震えつつニヤけながら一人ビールを飲む秘境の夜、実によいものである。
名宿、See Bungalowについて詳しくは下記を御覧下さい。

(2024年8月31日の記録)
つづく
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