インド

ガントクの名店「TASTE OF TIBET」でチベット料理の虜になる

ガントクの町散策からの、夕食にチベット飯とチベットビールをキメに行くととする。

昨夜までのダージリンは、「インドにしてはチベット・ネパール成分多めの町の料理」だったが、ここシッキム州は50年前までガチのチベット仏教国だったのだから(ガチとは)、まさにチベット料理の本場と言う事ができる。

さらにビールについて言えば、シッキム州でしか販売されていないご当地ビールもあるというのだから、実にワクがムネムネである。

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チベット風スープマカロニ「バクトゥク」とチベット風揚げ餃子「シャパレ」とシッキムご当地ビールHIT

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(本旅行記は2025年1月28日の記録です)

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ガントクのチベット料理の名店「TASTE OF TIBET」

ガチチベット初の宴会場として僭越ながら筆者が白羽の矢を立てたのは、「TASTE OF TIBET」である。目抜き通りMGマーグの一角に佇む、知る人ぞ知る名店である。

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この一見地味な階段を上がると、そこにはめくるめくチベ飯スペクタクルが待っている。

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さすがに知る人ぞ知る人気店(?)、店内は中々のスペクタクルな賑わいを見せる(言いたいだけ)。

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お酒も各種取り揃えている。層の厚さは心強い限りである。

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メニューを閲覧していこう。1999年開業とある。何だか最近の気がするが、もう四半世紀以上経っているのか・・・

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とりあえず「Momo」があるだけで心躍るくらいにはチベット料理が好きである。

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そしてお待ちかね、麺類のページである。麺ズ・ノンノのモデルを目指す身としてはテンションが最高潮になる瞬間である。

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中国とインド・チベットの文化が融合した焼きそば「チョウメン(Chowmein)」、チベット式スープ麺の代表選手「トゥクパ(Thukpa)/別名ギャトゥク(Gyathuk)」。トゥクパはダージリンで既に体験済みだが、チベット文化圏でマストトライの絶品である。

憧れのチベット麺、トゥクパにご対面、そして悶絶 | ダージリンのチベット料理店「Dekevas Restaurant」
この日の昼飯はチベット麺と決まっていた。これは遥かいにしえより定められていた宿業だ。そして、運命の麺に出会ってしまったのである。それは、まさかのインドの奥地とは思えない、実にうんめぇ麺だったのだ(失礼)。※前の記事↓※ダージリン・シッキム関...

まだまだ興奮は収まらない。続いては「チベタン・スペシャリティ」。もう感涙ものの逸品達である。

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チベット風揚げ餃子のシャパレ(Shyaphale)、チベット風マカロニスープのバクトゥク(Bhakthuk)、チベット風ほうとうのテントゥク(Thenthuk)と、完全制覇しなければ帰れない珠玉のオンパレードである。

酒類が充実しているのも、さすが飲酒に寛容なチベット文化圏、天国を思わせる風情である。

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ストロングスタイルのシッキム地ビール

チベット料理によだれを垂らしつつも、まずはシッキムビールが無いと始まらない。

シッキムの地ビールといえば、何をおいても「HIT STRONG」だろう。

何がストロングかというと、普通にアルコール度数が6.8%と尋常でなくストロングである。チベットやネパール辺りでは、寒冷な気候のためか度数の高いビールが多いようだ。

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「For Sale in Sikkim Only」の文字がレアさを掻き立てており、実に良い。

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お次は「RED SEMO SUPER STRONG」。STRONGだのSUPER STRONGだの、この界隈のビールはストロングスタイルをやたらと競い合う風情がある。

RED SEMO, ビール, シッキム州, インド

こちらのRED SEMOはSUPER STRONGと謳うだけあり、アルコール度数8%と、ちょっとしたビールのダブスルコアである。強ければ強いほど良いとされる文化・・・嫌いじゃないぜ。

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珠玉のチベット料理たち

ストロングスタイルのビールにほろ酔いになる頃、いよいよ珠玉のチベット料理達が運ばれてくる。

こちら↓はチベット風スープマカロニ「バクトゥク (Bhakthuk)」である。優しいスープがモチっとした粉もん(マカロニ)によく絡んで大変美味だ。

バクトゥク (Bhakthuk), チベット風スープマカロニ, シッキム州, インド

こちら↓のテントゥクもスープ粉もんだが、山梨のほうとうを思わせる平たい麺が特徴。体が芯から温まる滋味溢れる逸品である。

テントゥク, チベット麺, チベット料理, シッキム州, インド

そしてこちらも絶品、チベット風揚げ餃子のシャパレ (Shyaphale)。

シャパレ (Shyaphale), チベット風揚げ餃子, シッキム州, インド

サックサクに揚げられた皮の中には挽き肉や野菜のジューシーな具がたっぷり隠れている。大きさ的には一般的な餃子の3倍程度の大きさで、大変満足度の高い一品である。

シャパレ (Shyaphale), チベット風揚げ餃子, シッキム州, インド

これまでチベット料理といえばモモくらいしか知らなかったのだが、ダージリンで初対面を果たしたチベット麺トゥクパに加え、この夜の数々の名料理達に、すっかりチベット料理の虜になってしまった。

と言うことで、翌日の晩もTASTE OF TIBETを訪れるに至る。

こちら↓はチベット風焼きそばチョウメン(Chowmein)。美味く無いわけがない、という出立ちである。インド料理のようにカレー・スパイス味が主体というわけではなく、日本人の口にもよく合う醤油系の風味である。

チョウメン, チベット風焼きそば, シッキム州, インド

チョウメンにはコルカタで一度デビューを果たしているが、コルカタのチョウメンは中国南部沿海部から海を渡って来たのに対し、チベットのチョウメンはシルクロードを通って中国から伝わったものだろう。焼きそば一つとっても何とロマンに溢れていることか。

コルカタの中華街でチョウメンなる焼きそばを食しつつ、謎の路地に迷う
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そしてこちら↓、地球の歩き方でお勧めされていた「Pork dry fried」という謎飯である。チベット料理なのかどうかはよく分からないが、予想に反して激ウマであった。やはり歩き方パイセンの知見は侮れない。

Pork dry fried, チベット風鶏唐揚, シッキム州, インド

出てくるもの出てくるもの最高で、まだまだ食べ足りないチベット料理。

そう、毎度冷静になる必要があるのだが、ここはインドなのだ。インドでは、如何にカレー以外の食べ物を見つけるか、如何にお酒が飲める場所を確保するか、というのが命題になる事が多いが、ここシッキムにおいては、むしろ不満を見つける方が難しい。

「チベット飯、これは住めるぞ」

と思ったものである。

まさに「TASTE OF TIBET」に心と胃袋を鷲掴みにされたガントクの夜であった。

(後日談だが、これでチベネパ系の飯の大ファンになった筆者は、翌年のテト休暇には某国を旅することになる・・・)

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TASTE OF TIBETのアクセス

さて、この後宿への道すがらM.G.マーグの途中で酒屋を見つけ、晩酌用のビールを仕入れた事は言うまでもない。

酒屋, MGマーグ, ガントク, シッキム州, インド

手持ちの現金残高を確認する作業をほろ酔いで行うが、ほろ酔いだったため完全に無駄な作業となった。何にしても大変良い夜であった。

インドルピー札

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