アユタヤ歴史公園内で絶品タイヌードルとチャーンビアを飲み食いしつつ(お子様はコーラ)、象に乗るかどうかについて家族で話し合います。1人15分で400B(約1,600円)と、そこそこのお値段がするのです。
しかし、チャーンビアの「チャーン」は「象」のこと。即ち「チャーンビア」は「象のビール」。
これはアユタヤ寺院に祀られるブッダが与え給うたご縁に違いないので、象に乗らずには帰れないゾウ、という話になり、象乗り体験をしてみることになりました。
SONY ILCE-7C (37mm, f/5, 1/40 sec, ISO640)というのは嘘です後付けですすみません。
「次にいつ乗れるか分からないんだから子供達だけ乗ってみたら?」という話をしたところ、最初は「う〜ん、別に乗らなくてもいいゾウ・・・」と渋っていた子供達が乗り気に(象乗りだけに)なってきたのです。
もう少し下の年齢なら迷わず「乗りたい!」って言うんでしょうけど、長男なんかもう中学生ですから^^;
アユタヤ歴史公園内で象に乗る2つの方法
ということでレンタサイクルを漕いでエレファント・キャンプにやってきました。
ところでその前に、アユタヤにはいくつかの象乗り体験スポットがあるのでご紹介しておきますね。
アユタヤには象乗り体験が出来る場所が主に2つあります。
- アユタヤ・エレファント・キャンプ(歴史公園内)
- アユタヤ・エレフェント・ビレッジ(アユタヤ郊外)
つまり、歴史公園内で遺跡群を観つつ象乗りもしたい、という欲張りさんにお薦めなのは「アユタヤ エレファント・キャンプ」です。こちらは遺跡公園内の舗装道路を象に乗って通る感じです。
一方エレファントビレッジの方は歴史公園から見て線路を挟んで反対側の旧市街方面なので、わざわざ行くのは少し面倒ですが、のどかな草原の中にポツポツと立つ遺跡の景色の中を象に乗る感じで中々情緒深そうです。筆者はこちらには行ったことがありませんが、いつかチャレンジしてみたいです。
アユタヤ歴史公園の中心で象に乗る | アユタヤ・エレファント・キャンプ
さて、アユタヤ・エレファント・キャンプです。
アユタヤ・エレファント・キャンプは、歴史公園の一等地、3つの巨大仏塔のワット・プラ・シーサンペットやワット・プララームの近くにあります。
エレファント・キャンプのアクセス
近づくと象が沢山ウロウロしているのですぐ分かるんじゃないかと思います。
餌やりが出来る
餌やり体験も出来ます。50Bくらいで野菜などを購入して、手で鼻(自分の鼻ではなく象の鼻)に近づけると、うまい具合に鼻で巻き取って食べてくれます。見事な鼻使いです。
SONY ILCE-7C (35mm, f/4, 1/60 sec, ISO100)
象にも乗れる
そして、象に乗ることも出来ます。
・・・当たり前だろ!!というツッコミはアユタヤ現地でお願いします(笑)
象乗り体験の料金
象乗り体験は、1人15分あたり400バーツ(約1600円)です。
円安も相まって、少し高いかな〜、と感じてしまいますが、思い出はプライスレス・・・
象乗り体験のルート
象乗り体験のルートはこんな感じ。ワット・プララームの仏塔を眺めながら、往復1kmちょっとの距離ですね。
15分で1kmちょっとということは、時速4〜5kmくらい。人間が普通に歩く速度と同じくらいなんですね。
いよいよ象に乗ります。象は背が高いので、こんな風に高いところから失礼します。
しかし前の赤いお客さん、すごい服だな・・・
SONY ILCE-7C (78mm, f/4.5, 1/160 sec, ISO100)
象に乗る子供達を見送ります。
ところで下世話な話で大変恐縮なのですが、象たちは道に落ちている自分たちの糞を決して踏まないんですよね。わざと避けているのか偶然なのかどっちなんだろう、と、子供達が戻ってくるまで細君とずっと議論していました。
SONY ILCE-7C (120mm, f/5, 1/500 sec, ISO100)
こちらはエレファントキャンプに来る前に撮影したもの。こんな感じで舗装道路を歩いていきます。
SONY ILCE-7C (48mm, f/3.5, 1/1250 sec, ISO100)
かつてアユタヤ王朝時代には周辺の国との戦争が絶えず、象は戦車代わりにも使われていたため、アユタヤと象は縁が深いのだそうです。それが今ではこうして生活や観光と平和に共存しているという時の流れを象徴するような、何とも味わい深い風景です。
筆者がこの象乗り体験を行ったのはもう10年以上前ですが、象に乗るのって見た目以上に揺れるので、手すりに掴まって居ないとやや危ないのです。
なのであまり小さい子供(幼児とか)だと危険かも。もしかしたら身長制限や年齢制限が有るのかも知れません(うちの子供達くらい=小学校高学年以上なら全く問題ありません)。そう言えば子供料金的なものもあったような?
さて、子供達を載せた象が戻ってきました。象さんと象使いさん、お疲れ様。
ていうか近い、近いよ、ゾウさんw(レンズに鼻がちょっと触れましたww)
チップについて
ちなみにチップですが、「象使いからチップを求められたら係員に知らせて下さい」的な事が場内に書かれているので、気が進まなければ渡す必要はありません。
が、「満足されたらご自由にチップをお渡し下さい」とも書かれているので、気が進むようなら渡すと良いでしょう。
さて、エレファント・キャンプを後にしてアユタヤ駅に向かいます。
駐車場にロイヤル・エンフィールドのバイクが沢山停まっていました。カッコいい!!
SONY ILCE-7C (30mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO100)
そして、ナンバープレートには「たちかのチ」という謎の言葉が・・・カッコいい!!(違)
SONY ILCE-7C (56mm, f/4, 1/500 sec, ISO100)
暑くて疲れたのでレンタサイクル屋でジュースを買ったら、店の中で休憩させてくれました。優しい〜^^
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO125)
さて、バンコク発アユタヤ日帰り旅もいよいよ終盤。この後再び列車に乗り、バンコクへ戻ります。
(2023年1月22日の記録)
つづき
記事一覧:夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ6泊7日の旅
記事一覧:バンコク発アユタヤ日帰り鉄道旅
「バンコク発アユタヤ日帰り鉄道旅」は「夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ6泊7日【家族のルーツを辿る旅】(2023年)」の一部です。
「夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ6泊7日【家族のルーツを辿る旅】(2023年)」の一部です。
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