ハザン市に到着して一夜明け、ハザンループ旅の始まりの朝がやって来た。この後のハードボイルドなバイク旅に対して爽やかすぎる朝食を頂く。
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Small Ant号、ハザン市の宿を発進
名宿「Garden Villa Ha Giang」のテラスからのロ川の風景は、既に水墨画の様に美しい。
木の葉のような舟が川面を漂っていた。何か獲れるのだろうか。
朝食もまた美しい。なんとパンがハート形である。突然の愛の告白に戸惑いを隠せない(違)。
宿にはレンタルバイクが多数用意されている。筆者はEasy Rideという形でドライバーをチャーターしているのでヘルメットのみ借りるのだが、無駄にピカチュウやLINEのキャラクターがデザインされたものもあり、選ぶのが大変である。
宿のおねいさんとドライバー氏と、マップを見ながら旅程の確認を行う。今夜の投宿先の「Du Gia」村の宿と、その間でいくつか絶景ビューポイントに寄りたい、とGoogleマップのリストを見せながら伝える。あとは基本ドライバー氏にお任せだ。
宿を出る前に、宿泊料金と食事、ドライバーチャーターのお金を払う。こんな辺境の町でも普通にVietQRでキャッシュレスで支払いが出来る。むしろそれは序の口で、この後山の中のモン族の屋台でも払えることを知って更に驚くのだが・・・
さて、いよいよ出立である。今回お願いしたドライバーの「Little Ant」氏。
英語もある程度いけて、陽気な32歳の青年である。詰め込んだ旅程のためなのか彼の性格なのか、運転は割とスピード狂でアグレッシブなストロングスタイルであるが、道や見どころをよく知っており、大変助かった。
ということで、
さあ出立!いざハザンの山々へ!!
・・・と意気揚々と走り出したのだが(後部座席で)、すぐにガソリンスタンドに立ち寄られ出鼻をくじかれる。
まずは給油からスタートのようだ。ガソリン代やドライバーの食事代、宿泊費(と言っても500円くらい)は全て実費として筆者が払うスタイル。いや待て冷静に考えたらスタート時点で減ってる分は俺のせいじゃないぞ。まあいいか。
気を取り直しまして・・・
いざ出立!!
ハザン市内は普通のベトナムの地方都市のよう。
やがて市街地を抜けると、俄然風情マシマシになってくる。
次第に美しい川や湖、石灰岩質の山並みが風景を占めるようになってきて、マキシマム・ザ・風情。
と思ったら突然の「Ha giang」。なぜここに・・・というか知ってるし・・・
普通に道端を歩く少数民族に歓喜
マキシマム・ザ・風情につづき、更なる興奮の渦が押し寄せる。
ハザン市内を発って30分あまり進んだ頃、市場があるのか周囲が少し栄えはじめた。ふと沿道の人々の姿に目をやると・・・
おおおお!少数民族の皆さま!!こんぬちわ!!!
普通に自然に生活していらっしゃる。
これは尊い。。。実に尊い。
いかに少数民族の人口が多いハザン省とはいえ、ハザン市のこれほど近郊で普通に少数民族の皆さんが生活しているとは思わなかった。
全く予期せぬタイミングでの少数民族達との邂逅に、バイクの後部座席で1人ニヤニヤし続ける怪しい日本人を見かけた人が居たら、それは筆者です。
バイクはやがて峠道に入り、谷に棚田が貼りつく美しい山岳風景へとステージを変えていく。
この後の滝で大変な目に遭うなどとは梅雨知らず、早くも片鱗を魅せ始めるハザンの絶景に、すっかりご満悦である。
(2024年4月19日の記録)
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