聖地アヌラーダプラの魅力は世界遺産に指定された仏教遺跡だけではない。その自然の豊かさもまた、観る者の心を癒してくれる。
いや正確に言えば、癒すどころか「こんな変態的にワイルドな動物がこんなにノシノシとその辺を歩いていていいのだろうか」と驚かされる。「地球の歩き方」に「民家の近くにこれだけ多くの野生動物が住む国は、世界広しと言えどもスリランカしかない」と言わしめたのもうなずける話である。
そう、アヌラーダプラは、天然サファリを楽しみながら遺跡見物が出来る素晴らしく贅沢な場所なのだ。
アバヤギリ大塔の前で悠然と草をはむ牛たち。紀元前3世紀へタイプリープしたかのような光景である。
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/4, 1/500 sec, ISO0)
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (9.2mm, f/3, 1/160 sec, ISO0)
水辺を堂々と歩むバッファロー。人の姿を見てもさして驚かない。動物と人間が共生しているという感覚が心地よい。
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (11.3mm, f/4.4, 1/250 sec, ISO0)
ここはアフリカかどこかでしたっけ。
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (21.3mm, f/5.2, 1/250 sec, ISO0)
ハヌマンラングールと言う、インド亜大陸周辺でよく見られる猿。美しい白毛と引き締まった黒い皮膚のコントラストが精悍である。
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (28.4mm, f/4, 1/80 sec, ISO0)
猿も電話を掛けるのだろうか。
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (28.4mm, f/4, 1/80 sec, ISO0)
こちらはリス。
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (28.4mm, f/4, 1/125 sec, ISO0)
イ・・・イグアナ?
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (28.4mm, f/4.9, 1/200 sec, ISO0)
あ~、えっと、ちょっと意外過ぎて名前が出てこないんですが、え~っと・・・
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (28.4mm, f/4, 1/40 sec, ISO0)
ワ、ワ、ワニ!?
聖地アヌラーダプラは野生生物の聖地でもあった訳である。
おあとがよろしい様だが、次の記事ではこの町の魅力をもう一つ、地元の人々の笑顔をご紹介しておきたい。
[2004.9.25]
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