ハイヴァン峠で絶景とメコンへ馳せる旅情を堪能し、ダナンを駆け抜けてホイアンへ向かう。
ダナンについては、「都市とビーチリゾート」という同市のキーワードに筆者ならびに細君がそこまで惹かれなかったため、「老後に訪れるかも知れないリスト」に追加し、大変恐縮ながら今回は通過させて頂く事とした。
ダナンのいくつかの名所を車窓より眺めつつ一路ホイアンへ向かう。ちょうど昼時につき、地球の歩き方に掲載されていたホイアン郊外の某絶景レストランをドライバー氏に伝えた・・・はずであった。
ホイアン郊外のベトナム田舎料理レストラン「The Canh Dong」
さて、筆者がドライバー氏に示したのは「THE FIELD」というレストランであった。
しかし、以下でご紹介するのは「The Canh Dong」という全く別のレストランである。後日本旅行記を執筆するに当たり正確な場所などを調べる中で、実は「THE FIELD」の付近にある似たコンセプトの全く別のレストランを訪れていたという衝撃の事実が判明したのだ。
調べてみたところ、この「The Canh Dong」も、地球の歩き方にこそ載っていないものの中々の人気店の様で、実際訪れた際にはかなり混雑していた。それ故ドライバー氏もこのレストランの事だと勘違いしたのだろう。This is Vietnamとも言うべき珍事である。
だが、この時には別のレストランだなどとは露ほども思わず、てっきり「THE FIELD」だと思い込んで食事を楽しんだのであった。
長閑な田園風景に乾杯
「The Canh Dong」の最大の魅力は(恐らく「THE FIELD」と同様…)、目の前に広がる長閑な田園風景だ。目の前というよりも、半分田んぼの中に建物が建っていると言っても過言ではない。
この風景だけでホイアン地ビール「LARUE」を5杯ほどは飲めそうである。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/400 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/400 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/400 sec, ISO100)
ベトナム中部の田舎料理で乾杯
本当に田園風景を楽しみつつ「LARUE」を飲んで料理を待つ事にする。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO100)
やがて料理が運ばれてくる。混雑しているため供されるまでにやや時間がかかるので、本当に5本くらい飲んでしまいそうであったが、実際には2本目に入った頃に出てきたように記憶している。
中部の伝統的な田舎料理は竹籠に盛り付けられ、見た目にもどこか懐かしく楽しい気分にさせてくれる。
そしていずれもビール摂取を促進させる罪深い料理たちである。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO500)
なお、価格の詳細は覚えていないが、所謂ローカル価格よりは若干高い印象であった。観光客目当ての料理屋であるからそこは仕方がない。
いやそれにしても本当に長閑で爽快な風景である。この様な景色を楽しむためのベストシーズンは9月頃だろう。黄金に輝く稲穂の海原が出迎えてくれるはずだ。
今回はそこまで計算していなかったが、図らずも最高の季節に訪れることができた。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/400 sec, ISO100)
余談であるが男子トイレの入り口に中々趣深いものが設置されていた。見ているだけでトイレに立ち寄りたくなる素晴らしい絵柄である。
SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/30 sec, ISO640)
午後はいよいよホイアンの旧市街を訪れる↓
The Canh Dongのアクセス
(2022年9月2日の旅行記)
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