フーコック島の投宿地、キムホアリゾートの名宿(とコスパ)っぷりに気分を良くした筆者家族、次なるミッションは昼食にフーコック島の美味いローカルグルメを攻めることです。
結論から申し上げると、家族一同フーコック島滞在中の再訪を心に誓うほどの激旨海鮮ヌードルに出会う事が出来ました。
OLYMPUS E-M1MarkII (17mm, f/3.1, 1/60 sec, ISO800)
フーコック島名物魚介麺「Bún Quậy」を求めて
フーコック島の目抜き通りチャンフンダオ(Trần Hưng Đạo)通りに出ます。「ベトナム最後の楽園」というワードから想像していたよりも賑やかな雰囲気です。
OLYMPUS E-M1MarkII (13mm, f/2.9, 1/8000 sec, ISO200)
目指したのは予めGoogleの口コミで調査しておいた、ローカルの人々にも評判の良さそうなBun Quayの人気レストラン「Bún quậy Kiến Xây」。
Bun Quayとはフーコック島の郷土料理で、物凄くざっくり言えば海鮮ヌードル。「Bun」はホーチミンなどでもお馴染みの白くてツルツルした米麺、「Quay」は「混ざった」みたいな意味らしいので、色々具が入った麺、というような感じですかね。
フーコック名物Bún quậyの名店「Bún quậy Kiến Xây」
フーコック島のBun Quayの名店をベトナム語サイトで調べると5店ほど出てきますが、その中でもどのサイトでも必ず紹介されている有名店は、下記の2店(支店もあるので、正しくは2ブランド?)です。
- Bún quậy Kiến Xây
- Bún quậy Thanh Hùng
今回訪れたBún quậy Kiến Xâyはこの2ブランドのうちの1つという訳です。ベトナムの食に関する口コミだの情報だのは(日本の食べ◯ログなどに比べれば)割と信頼出来る感じなので、期待出来ます。
ということでキムホアリゾートから歩いて5〜6分で「Bún quậy Kiến Xây」に着きました。意外とモダンな(死語)店構えです。プラスチック風呂椅子フェチとしてはやや拍子抜けですが、ともかくもご入店です。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/3.5, 1/3200 sec, ISO200)
店内も今風(今っていつだ)。
さすが人気店らしく、11時半を回る頃にはほぼ満席になりました。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO400)
ちなみに上の写真でみんなが飲んでいる緑色の物体はサトウキビジュースらしいです。
Bún quậy Kiến Xâyのメニュー
メインであるBun Quayのメニューは4種類。具のコンボ具合で分かれています。
具は「エビ」「イカ」「魚の練り物」「牛肉」の4種類
- 40,000VND:2種コンボ「エビ+牛肉」or「エビ+魚の練り物」
- 60,000VND:3種コンボ「エビ+イカ+魚の練り物」
- 70,000VND:3種コンボ「エビ+イカ+牛肉」
- 85,000VND:4種全部入り
筆者は60,000VNDの魚介3種コンボを頼みました。練り物フェチなんですよね。
OLYMPUS E-M1MarkII (20mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO200)
味変用の調味料を調合する
注文した後は、味変のための調味料を調合します。ライムと塩、砂糖、唐辛子などが置いてあるので、小皿に好みで混ぜ合わせてテーブルへ持っていきます。
OLYMPUS E-M1MarkII (14mm, f/2.9, 1/250 sec, ISO200)
キッチンでBun Quayを作ってくれています。よだれが止まりません。(よだれはちゃんと拭いたのでご安心ください!)
OLYMPUS E-M1MarkII (23mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO800)
これがフーコック島名物Bun Quayだ!
そしてついに待ちに待った実食の瞬間が訪れます。
ツルッとした麺、如何にも出汁がよく効いていそうなスープ、そしてイカや大好物の魚の練り物、そして小ネギが奏でるハーモニー・・・
何という神々しい眺めでしょう。
OLYMPUS E-M1MarkII (17mm, f/3.1, 1/60 sec, ISO640)
このブンは、ホーチミンで食べるものよりもコシがしっかりあるように感じました。若干フーティウに近いような。ホーチミンの分は少し柔らかくて物足りないと感じるので、Bun Quayの麺の方が好みです。
そして見た目の期待に違わず、魚介の出汁が効いた塩味ベースの優しいスープが大変良き。
このスープだけではやや薄い、という場合には先ほど事前に調合しておいた味変用調味料が活躍します。これをそのまま丼に入れても良いですが、練り物やイカなどに付けつつ、徐々にスープに染み込ませていくくらいでも丁度いい塩梅になります。こうして文字通りの味変を楽しみます。
そして下は最終日に再訪した時の写真ですが、あまりに皆が頼んでいたサトウキビジュースが気になりすぎて、再訪時には頼んでみました。
自然でスッキリした甘さがいかにも健康に良さそうで、とても美味しかったです♪
OLYMPUS E-M1MarkII (16mm, f/3.1, 1/80 sec, ISO200)
ということで、細君も子供たちも口数少なくなるくらい夢中で平らげました。
フーコック島を訪れたならBun Quay、そしてもしアクセスが許せばBún quậy Kiến Xâyはマストチェックです!
さて、心もお腹も大満足し、この後いよいよベトナムで一番綺麗と言われるフーコック島のビーチへダイブインします。
OLYMPUS E-M1MarkII (48mm, f/3.9, 1/4000 sec, ISO200)
Bún quậy Kiến Xâyのアクセス
Bún quậy Kiến Xâyはどうもフーコック島内に複数あるらしく、筆者が訪れたのはこちらです。ナイトマーケットのある市街地のさらに中心部からは歩くと10分くらい。
もう1店、ナイトマーケットの近くにもあるようです。下のGoogleマップだと店名が少し違うように見えますが(「Quay」が抜けてる?)、写真で確認したところ同じ系列店のようです。
Bun quay Kien Xayホーチミン1区店が出来た(2023年11月11日更新)
上記フーコック島本店訪問から1年近く経った後も、依然として筆者の中でベトナムにおける推し麺トップクラスを維持してきた同店のBun Quayですが、2023年6月に好立地のホーチミン市1区にオープンしていました!嬉しや嬉し♪
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