旅コラム/旅道具

[アジア在住パッカーが雑に語る] 失敗しない宿・ホテルの探し方

こんにちは。宿探しをつまみにお酒を飲むのが趣味の10max(@10max)です。

元々バックパッカーではありますが、特にベトナムに住み始めてからと言うもの、ベトナム国内から周辺東南アジア諸国の様々な宿・ホテルを利用してきました。余りに多くの宿に泊まりすぎて 数えるのが面倒くさい 数えきれないほどです。

そのような中で、最初は失敗も経験しながら、筆者なりに徐々に積み重ねた宿探しのコツをご紹介します。より経験値の多い旅人は山程おられるのでツッコミどころ満載かと思いますが、参考になる部分が少しでもあれば幸いです。

なお雑食種であるため、宿・ホテルのジャンルは幅広いです。バックパッカー宿に毛が生えた程度の安宿から4つ星リゾート、個人経営のホームステイやAirBnBも利用しています。概ね、いずれの価格帯、ジャンルでもある程度共通的に使える宿探しノウハウだとは思います。「ノウハウ」とか自分で言うとこしょばゆいですね。。。

朝のウブドの田園, コテージ, Puri Raya Villa, 棚田

SONY ILCE-7C (20mm, f/8, 1/500 sec, ISO100)
Puri Raya Villa@ウブド/バリ島

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宿・ホテル探しで重視しているポイント

まず最初に、筆者が宿・ホテルを探す際に留意しているポイントをご紹介します。

  1. その宿が実在・営業しているかどうか
  2. 現地ツアーやドライバーを宿でアレンジして貰えるか
  3. (景色が売りの観光地なら)宿や泊まる部屋からの景色
  4. 宿の対応の質や信頼性

1番目は、「いやいやご冗談を」と思われるかも知れませんが、一番大事です。Booking.comなどに掲載されていたり公式HPが存在しても、実は宿側が閉業しているのにアカウントやHPが放置されているケースがあります。「行ってみたら草原だった」というのも、ネタ的には面白いですが、家族旅行とかだと割と困ります。

実際フエへの家族旅行で困りかけた事がありました。これは更にマニアックで、Booking.comで予約し、実際に宿自体は存在していたのですが、予約されていませんでした。実はコロナで閉業している間に宿主がBooking.comのアカウントに入れなくなり、垢を新規作成したらしいのですが、筆者は、コロナ前の旧アカウントで作った宿ページの方で予約してしまったため、宿主が把握していなかったのです・・・(そんなん知らんがな)。

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フエ・フバイ国際空港に着陸し、タクシーで市内へ向かう。 タクシー乗り場へ行くと安定のVINASUN、MaiLinhではなく「Thanh Cong Taxi」という見慣れないタクシー会社だったのでいささか不安になり、バックパッカーの如く「メー...

2番目は、現地ツアーや車のチャーターなどを宿がアレンジしてくれるかどうか。それが可能なら、利便性や柔軟性、価格面などでかなりメリットがあります。

3番目は、絶景が売りの観光地の場合、宿自体が絶景を売りにしているケースも多く、宿に居ながら絶景を楽しめるのが最も贅沢な滞在なので、様々なソースから景色を確認するようにします。

4番目は、これらの確認を通して、結果的に宿の対応やホスピタリティも確認できます。

ハザン省のゲストハウス, 絶景, ベトナム, Du Già Coffee View Homestay

SONY ILCE-7C (20mm, f/11, 1/30 sec, ISO125)
Du Già Coffee View Homestay@ハザン省/ベトナム

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失敗しない宿・ホテルの探し方

上のような事を出来るだけ事前に確認するために、宿・ホテルの予約時やその後に、以下の様な事を基本動作として行っています。もっと良いやり方があるかも知れませんが、一例としてヒントになれば。

OTA(予約)サイトとGoogleマップの口コミと写真チェック

これは多くの人が当たり前のようにされていると思いますが、宿・ホテル選びの際にはまずBooking.comなどのOTAサイトの口コミをチェックすると同時に、Googleマップの口コミなどもチェックします。それにより、明らかに対応の悪い宿でないかどうかや、廃業になっていないかどうか(1年以上口コミがない、とかだと明らかに何かが変)、と言った最低限のスクリーニングが行えます。

特に有用なのがGoogleマップのユーザー投稿写真で、ホテルオーナーがアップしているOTAサイトの盛り写真よりも、よりリアルな景色や設備の様子が確認できます。景色を売りにしているような場所では大事ですね。

OTAサイトチャット機能→Whatsappなどで会話

予約をしたら、まずはBooking.comなどのチャット機能で宿との会話をします。アメニティの有無や現地ツアー、空港や駅からの移動手段など、何でもいいので会話を試みます。なお、気の利いた宿だと、予約した時点で向こうから予約のお礼や留意事項のメッセージが来るので、その時点で当たり宿の香りが漂います。

逆に、こちらからメッセージしたにも関わらず何日も返事が無い場合は、迷わずキャンセルします。廃業している可能性もありますし、そうでなくても、予約客からの問い合わせを放置する宿なんてどうせろくな事がないですからね。

もし現地ツアーやドライバーのアレンジなどやり取りがしばらく続きそうなら、Whatsappの交換を申し出ます(ベトナム在住者⇔ベトナムの宿ならZaloでも)。写真などを使ったやり取りに便利です。例えば宿の設備が壊れていたり使い方が分からない時など、Whatsappでやり取りをしていれば簡単に連絡を取ることが出来ます。急ぎの時は電話も出来ますし。

そして、こうしたやり取りの隠れた目的は、宿のホスピタリティや信頼感のチェックが出来ること。簡単なやり取りで良いので会話しておくことを強くお薦めします。

Booking.comのチャット機能

Booking.comのチャット機能

部屋や宿からの景色もWhatsappで確認

もし絶景を売りにしているようなロケーションであれば、部屋からの眺望も確認した方が確実でしょう。

例えばメコン川沿いの宿であれば、川が望める部屋かどうかを確認しておきます。Booking.comの写真では、それが予約した部屋でも見れるのかどうかは分からないためです。River viewとあっても、誤記の場合もあります。また、部屋から見れなくても食堂など他の場所からいつでも希望の景色が見える、などのアドバイスを貰えれば、妥協の範囲かも知れません。

客室からの眺望, メコンデルタ, 川沿い絶景コテージ, Mekong riverside homestay

SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/640 sec, ISO100)
Mekong riverside homestay@メコンデルタ

現地ツアーやドライバーアレンジを宿に依頼

現地ツアーやドライバーのアレンジも、宿にお願いするようにしています。そうすると、窓口が一本化出来て楽だし、宿側も怪しいドライバーを紹介して宿の評判を下げたくは無いので、ボッタクリなどに遭うリスクを減らせます。

また、旅行会社で申し込むよりも圧倒的に柔軟で好みにあった内容にすることが出来、また中間マージンも取られないので価格も抑えられます。トゥクトゥクやタクシーをチャーターして希望の観光地を回ってもらうような形にすれば、予定と希望に合わせた理想的なパッケージングが出来ます。

「こことここに行きたい。何時に宿を出て何時に戻って来たい」

「じゃあもう1箇所くらい行けそうね。ここもオススメよ」

「じゃあそんな感じで!」

そうした細かいやり取りになると少し込み入った英語が必要になりますが、ドライバーよりも宿の方が英語が堪能な場合が多いので、ドライバーとの間に通訳代わりに入ってもらえるのも安心です。

シェムリアップの宿オーナーとの現地ドライバーアレンジのやり取り

そもそも、ある程度の観光地であれば、見どころの情報やドライバーとのリレーションを持っていない方が怪しいので、アレンジを断られる宿は少し敬遠した方がよいかも。もっともこれは場所に依りますね。バンコクやクアラルンプールなどの大都市のゲストハウスなどでは、そもそも現地でツアーやドライバーを組む事が少ないため、アレンジして貰えない場合も多いです。

OTAは何となくBooking.comを使っている

OTA(オンライン旅行予約)サイトは、すみません、特にノウハウと言うほどのものはなく、何となくBooking.comを使い続けています。コロナ明け頃にはトラブルも報じられたのでどうかとは思うのですが最近は落ち着いていますし、結局宿泊施設の掲載件数が一番多いのと、宿泊履歴やステータスなんかの事情で集約したいし、いちいち使い分けるのが面倒、という適当な理由です。

東南アジアの掲載件数で言えばAgodaも強いのですが、どうもAgodaのUIってあざとくて好きになれないんですよね・・・。

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良い宿で良い旅を手繰り寄せる

以上、あくまでも個人的に毎度行っている、失敗リスクを避けるための宿・ホテルの探し方を羅列してみました。事前に現地の観光のプロである宿オーナーと情報をやり取りすることで、旅の充実や安心感に繋がるのは間違いないと思います。

筆者などよりよほど経験豊富で手練れの旅人はゴマンといるので、これがベストなやり方かどうかは分かりませんが、この中で一つでも参考になりそうな事柄があれば幸いです^^

The Riva Vientiane Hotelの外観, ビエンチャンのおすすめホテル, メコン川リバービュー

SONY ILCE-7C (52mm, f/4, 1/500 sec, ISO100)
The Riva Vientiane Hotel@ビエンチャン/ラオス

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