ホーチミンから約4時間ベトナム鉄道に揺られ、ファンティエット駅に到着しました。
駅近くで適当に昼食を摂り、宿に向かう事とします。
後で知ったのですが、その宿があまりにも(色々な意味で)桁違いに素晴らしかったのです。詳しくは後ほど・・・。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/6.3, 1/1000 sec, ISO200)
ファンティエット駅前のレストランで海鮮粥にハマる
こちらがファンティエット駅前。ちょっとしたロータリーもあり、列車到着後は中々の混雑ぶりです。
駅舎の建築が何となくお洒落です。フランスの影響を受けているためなのかはよく分かりません・・・。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/6.3, 1/1000 sec, ISO200)
ファンティエット駅の近くで評判の良さそうな食堂をGoogleマップで探します。
そうして見つけたのがこのQuan Chuoiというお店。駅から徒歩で7〜8分です。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/4, 1/640 sec, ISO200)
まずは子供たちも大好き、鉄板のCom chien hai san(海鮮チャーハン)を頼みます。
OLYMPUS E-M1MarkII (14mm, f/2.9, 1/60 sec, ISO200)
そして今回初めて食べて以後ハマったのが、海鮮粥。出汁と塩味の絶妙な優しさとバランスが日本人の舌にも超絶にマッチします。この旅で一番美味しかった料理の一つです。
お粥はベトナム語で「Cháo」と言います。見かけたらトライしてみて下さい。左手前の胡椒をパラパラと振りかけて少しピリッとさせるのも妙味です。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO200)
Quan Chuoi Phan Thietの場所
お腹も心も満足し、Grabで宿に向かいます。
ファンティエット〜ムイネー界隈でもGrabは何ら不都合なく使えましたが、料金が幅で表示される方式は初めて見ました。何でだろう?
ファンティエット駅から市街地へ向かう道路は拍子抜けなほど整備された大通りです。
OLYMPUS E-M1MarkII (36mm, f/4, 1/2000 sec, ISO200)
その綺麗な大通りから、ようやくベトナムらしいダウンタウンに入り、さらにムイネー方面へ向かいます。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/4, 1/1250 sec, ISO200)
「車内にSONYのコンポが!!」と思わせぶりなYouTubeが軽快なBGMをお届けしてました。
OLYMPUS E-M1MarkII (22mm, f/3.3, 1/400 sec, ISO200)
ボンネットとフロントガラスの間から謎のアンテナが・・・色々とツッコミどころの多いGrabです。
OLYMPUS E-M1MarkII (27mm, f/3.6, 1/800 sec, ISO200)
海が見えてきましたよ!
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/7.1, 1/500 sec, ISO200)
桁違いに素晴らしい4つ星ホテル「クリフ リゾート&レジデンシズ・ムイネー」
宿に到着しました。
今回の投宿先は「The Cliff Resort & Residences, Mui Ne」。プライベートビーチを持つ4つ星リゾートです。
9月のフエのバックパッカー宿(4人1泊約5500円)、12月のフーコックの3つ星ホテル(4人1泊約1万2千円)、そして今回と、徐々に宿がグレードアップしてるように思われるかも知れませんが、料金的にはフーコックの3つ星ホテルよりも安い破格の1泊約○○○○円・・・(?)
えっと、この料金の所は実は色々あって後で詳しく触れるので少し濁しておきますね(笑)
とにかくロビーに入った瞬間からゴージャスです。年季の入ったバックパックを持ってる人なんて一人もいません。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/5, 1/60 sec, ISO500)
ウェルカムドリンクなぞも登場します。我々セレブなんでしょうか。
OLYMPUS E-M1MarkII (31mm, f/3.7, 1/60 sec, ISO800)
OLYMPUS E-M1MarkII (25mm, f/3.5, 1/100 sec, ISO200)
絶景オーシャンビューレストラン
ロビーのすぐ横にレストランの入り口があるので覗いてみました。
絵に描いたようなオーシャンビューのレストランです。朝はビュッフェ、ランチとディナーも営業しています。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/5.6, 1/2000 sec, ISO200)
こちらは2日目のディナーでの1枚。もう最の高としか言いようがありません。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO500)
2ベッドルーム&2バスルームの絶景客室
いよいよ客室に突入します。
今回泊まったのは「デュプレックスオーシャン 2ベッドルーム」というタイプの部屋。4人1部屋という条件だと自ずと選択肢が狭まりますが、後で触れる通りクリフリゾートムイネーの中でも最上級の絶景部屋だったので、良い方に選択肢が狭まったようです。
部屋に入るとまずキッチンとソファーがあります。その奥にベッドルームが見えますが、「2ベッドルーム」のもう一つのベッドルームはどこかな〜、と思っていると・・・
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/100 sec, ISO125)
何と階段が!!
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/50 sec, ISO400)
そう、2フロア使えるタイプの部屋だったのです。こんなのあるんだ・・・
2階はお楽しみにとっておき、まずは1階を探検します。こちらが1階のベッドルーム。ダブルベッドが2台あり、広々していて清潔です。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/140 sec, ISO25)
こちらはバスルーム。綺麗だ・・・
おや、バスタブの向こうはもしや・・・?
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/100 sec, ISO32)
やはりバスタブの向こうにはオーシャンビュー!豪華じゃ・・・。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/550 sec, ISO25)
こちらはトイレとシャワー。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/50 sec, ISO500)
ではいよいよ2階に上がります。
こちらが2階のベッドルーム。2階はキングサイズのベッドが1台。
ここで誰がどこに寝るか議論が持ち上がるわけですが、当然ながら1人1台ベッドに寝られる1階は子供達に取られ、筆者と細君が2階のキングベッド1台になります(笑)
とは言えキングサイズなので大人2人が余裕で寝返りを打てる広さです。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/280 sec, ISO25)
さらに驚いたのは、2階に書斎があること。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/100 sec, ISO32)
海を眺めながらブログが書けます(笑)
ずっとここに長逗留したい!
OLYMPUS E-M1MarkII (22mm, f/3.3, 1/500 sec, ISO200)
なお窓の外に居るのはテラスで寛いでいる次男です。
そのテラスに出てみます。1階と2階それぞれに広々としたテラスがあります。
もう、素晴らしすぎて絶景という言葉以外に表現のしようがありません(語彙力)。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/8, 1/2000 sec, ISO200)
上はファンティエット方面。
反対側には遠くにムイネーの半島が見えます。
OLYMPUS E-M1MarkII (36mm, f/7.1, 1/1600 sec, ISO200)
そしてこちらは2日目の日没。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/8, 1/2000 sec, ISO200)
海岸線が東側にしかないベトナムでは海に沈む夕陽は貴重、という話をフーコック島旅行記の中でしましたが、ムイネーの海岸は局所的に南向きになっているのでこうして夕陽が見られるのです。
この絶景ですが、それもそのはず。
「Criff Resort」という名前の通りこのホテルは砂浜から駆け上がる崖の上に階段状に建設されており、その崖の一番上の建物の最上階に位置するのが、今回泊まった「デュプレックスオーシャン 2ベッドルーム」。
つまり、クリフリゾート&レジデンシズ ムイネーの中で最も眺望が良い部屋に泊まることが出来た訳です。
こんな素晴らしい部屋に20年もののボロいバックパックで上がり込むとは何たる無礼者・・・。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO200)
だってフーコックの3つ星ホテルよりも安い(いや、まさかそんなはずは・・・詳しくは後ほど)料金でまさかそんな豪華な部屋だとは夢にも思わないじゃないですか(いや、ほんとそんなはずないだろ・・・詳しくは後ほど)。
OLYMPUS E-M1MarkII (16mm, f/3.1, 1/60 sec, ISO250)
空いていて美しいプライベートビーチ
では早速プライベートビーチへ向かいます。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/3200 sec, ISO200)
客室棟からビーチへ降りる途中にバー付きのプールがあります。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/4.5, 1/2500 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/4.5, 1/4000 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII (34mm, f/4.5, 1/800 sec, ISO200)
子供用のプレイパークもありました。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/4.5, 1/1250 sec, ISO200)
ビーチ沿いにはバンガロータイプの客室もあります。広そうに見えますが4人部屋というのは無いようです。
OLYMPUS E-M1MarkII (25mm, f/8, 1/100 sec, ISO200)
波音が近づいてきました。
OLYMPUS E-M1MarkII (29mm, f/3.7, 1/5000 sec, ISO200)
さすがプライベートビーチ、広くて綺麗♪
プライベートビーチなんて今まで来たことあったっけかな。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/6.3, 1/1600 sec, ISO200)
年末年始の繁忙期なのに人が少ないのは流石プライベートビーチ。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/6.3, 1/2500 sec, ISO200)
ムイネーの海は波が高くて子供たちも楽しそう!海遊びレポートはまた別の日に。
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/6.3, 1/3200 sec, ISO200)
衝撃!桁違いだった宿泊料金・・・
と言うことでこのクリフリゾート&レジデンシズ ムイネー、ボロボロのバックパックがゴミと間違えて捨てられないか心配になるほどに豪華で素晴らしいリゾートホテルに泊まることが出来たわけです。
しかもフーコックの3つ星ホテル(4人1泊1万2千円)より安価に泊まれるなんて、ベトナムは神の国か!と思っていたわけです。
が、そろそろ種明かしをしなければなりません・・・。
極力正しい情報を伝えるのが本ブログの使命ですから・・・。
結論から申し上げると、文字通り「1桁間違えていた」んです。
4人2泊で260万ドン(約1万4千円)だと思ってたんですよ。
1泊7000円。
フーコックの3つ星ホテルより5000円も安い4つ星リゾート。
予約した時には当然部屋を見ていないので、上でご紹介したような素晴らしいリゾートホテルだとは知らず、まあそんなお得なホテルもあるんだろうな〜。
と思ってたんですよ。
フーコックってやっぱり有名リゾート地だから相場が高いんだろうな〜。ムイネーってお得だな〜。
くらいに思ってたんですよ。
それが実際に泊まってみればこんな豪華リゾートだったわけですから、夜にはテラスで細君とワイン(ファンティエット市街のスーパーで買った安いやつ)を空けながら、コスパの良すぎるリゾートにご満悦の極致に浸ったわけですよ。
しかし・・・ここで時を1ヶ月半後に進めます。
その夜細君は自宅でクレカ明細を眺めていました。お金の事にゆるゆるな筆者は、そう言うのはしっかり者の細君に任せっきりです。
細君「このアップルコムなんとか千何百円って何だっけ?」
筆者「え〜と、ほら、iPadのアプリかなんか買ったじゃない」
細君「このホッカイドー何とか4千いくらって何だっけ?」
筆者「あ〜と、ほら、家族でクレセントモールで寿司食べたじゃない」
細君「えっと、この、クリフなんちゃら・・・14万円・・・?なにこれ」
筆者「あ〜それはホラ、えっと・・・えっ?今なんつった?」
細君「クリフなんちゃら14万7千・・・」
筆者「いやおかしいおかしいおかしいおかしい!!」
すぐにBooking.comの履歴を確認します。
いやいやいやいや・・・
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、、、、じゅうまん、、、
そんなはずは無い、後で値段が上がったりしたんじゃないか、と予約完了直後に届いたメールを確認しましたが、やはり間違いありませんでした。
つまり、260万ドンではなく、2,600万ドンだったのです。
だいたい桁が多すぎるんだよベトナムドンよ・・・
もともとめっきり数字に弱く、ベトナムに来てから公私に渡りよく桁を間違えていますが、とんでも無いところで桁を間違えてしまいました。
もうね、ここまで桁違いの間違いだと、その心境たるや、細君も筆者もショックとかそういうのを通り越すものなんですね。
数千円とか数万円高かったってな状況だと逆に「キャンペーンの適用漏れじゃないか」「オプションを間違えたんじゃないか」などと諦めきれずに色々と足掻いてしまうものですが、桁違いで1万4千円が14万円・・・もう完全に諦めの境地です(笑)
でもやっぱりお得なベトナムリゾート
ただ、今回は救いが2点ありました。
- 細君と一緒に選んでポチったこと
- 本当に1泊7万円程度の価値あるリゾートだったこと
1点目は意外と大事。二人で一緒にポチったのだから、連帯責任。諦めも付くというもんです。仮にもし筆者が一人で選んでポチってて「ごめん間違ってたわ」てな状況だったら目も当てられません。人でなし呼ばわりされた上にしばらくお小遣い無しでしょうw ホッw
そして細君も筆者も納得感を持てたのは、結局2番目があったからです。今回は年末年始のハイシーズンだったので価格が上がっていましたが、普段であれば1泊1部屋4〜5万円程度でした。
このレベルのリゾートに1部屋(1人ではない)4〜5万円、ハイシーズンでも7万円で泊まれるなんて、日本ではまず有りえません。日本だと1人1泊3万円程度だとしても家族4人で12万円。ハイシーズンなら1泊計15万円は余裕で上回るしょう。
そう考えると、ベトナムだからこそのコスパの高さに改めて気付かされました。特に4人家族ではとかく旅費が嵩むので有り難い話です。
予想外の値段ではあったものの、結果的に日本では中々泊まれない素晴らしいリゾートで家族で初めてのベトナムでの年越しが出来て、今では細君とも「何だかんだ言って良かったね」と話しています^^
何だかんだで、少し奮発してしまったものの、その甲斐あって大満足だったクリフリゾート&レジデンシズムイネーについて、詳しくはBooking.comのページを御覧下さい。
この後、2022年最後の日の入りを拝んで夜の町に繰り出します。
OLYMPUS E-M1MarkII (25mm, f/3.5, 1/8000 sec, ISO100)
クリフリゾート&レジデンシズムイネーの場所
最寄のファンティエット駅からGrabで20分ちょっと、ファンティエットの繁華街からは15分ほどです。
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