バリ島

バリ島初上陸!ウブドの田園に囲まれつつSINGARAJAビールで乾杯 | バリ島子連れ4泊5日(1)

ベトナムには年に3回だけ連休があります(大型とかではなく、文字通り週末以外の連休)。1つは1月末~2月初め頃のテト(旧正月)休暇、もう1つが、メーデーや南部統一記念日などが続く4月末〜5月初め、最後に9月初めの建国記念日に絡む連休。

2023年1月末のテト(旧正月)休暇のタイ・ラオス旅行に続き、4月末の連休の旅先として選んだのが、バリ島です。家族はもちろん、筆者も初めてのバリ島であり、インドネシア。

バリ島を選んだ理由と旅のプラン - ウブド、棚田、キンタマーニ高原、寺院、ビーチを巡る | バリ島子連れ4泊5日
バリ島子連れ4泊5日の旅の観光プランと旅行記 - 2023年のバリ島への子連れ家族4人旅の旅程と旅行記をご紹介。ウブド、レギャンビーチを拠点とし、世界遺産のジャティルウィ・ライステラスの棚田、キンタマーニ高原、ブサキ寺院などの寺院を巡るプランです。

ということで、ホーチミンの玄関口、タンソンニャット国際空港はこの有様。人口1億人到達の報に恥じない混雑ぶりです。

タントンニャット国際空港Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO100)

下の写真の左の方の「GROUP」と銘打つ黄色い帽子のグループがひと際気になります。何の「グループ」なのでしょう・・・

タントンニャット国際空港Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/105 sec, ISO125)

ところでタンソンニャットのイミグレーションは数年前に比べると大分待ち時間が減ったという話を聞きます。確かにこの1年の経験では、少なくとも出国に関しては、この人の量にしては意外とそこまで時間が掛からないな、という印象。以前は保安検査も含めてかなり効率が悪かったそうです。

さて出国審査の列を待つ間、長男は感心なことに読書にいそしんで・・・いるのは良いんだけどその本マニアックすぎだろ!!

Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO125)

無事出国し、ゲートの前でバインミーを頬張ります。こんなところで食べるジャンキーなバインミーでも、ちゃんと美味しいのがベトナムの美点。

バインミー, タンソンニャット国際空港Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/120 sec, ISO50)

8時15分発予定のベトジェットは、大きな遅れもなく飛び立ちました。

ホーチミンーバリ島間のベトジェットの直行便が就航したのは2019年。これが無ければ今回の旅はあり得ませんでした。本当にありがたいm(_ _)m

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バリ島初上陸

離陸から3時間ほどで、バリ島の海岸線が見えてきました。日本からでは考えられない近さです。

いよいよ人生初のバリ島上陸の瞬間が近づいてきました。

バリ島, 航空写真, VietjetApple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/6400 sec, ISO32)

やがてデンパサール国際空港・・・改めングラ・ライ国際空港に着陸しました。

この空港、2014年に改名したらしいです。何なんですかねこの覚えにくい名前・・・何か将軍さんの名前らしいです。でも「ンジャメナ」以外に「ん」で始める地名を提供してくれた事には感謝です。いずれ「『ん』で終わってはならない」というしりとりのルールも改正されるやも知れません。

そんなことより、建物の形が何やらバリ島っぽい気がします(知らんけど)。ついにバリ島初上陸です。

ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港), 滑走路Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/1900 sec, ISO32)

ビザはVoA?e-VISA?(そんな事より結局入国審査で1時間超)

イミグレーションに向かいます。ものすごいキラキラ系です。バリっぽい・・・のかな。

イミグレーション, ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO400)

さて、インドネシア入国にはビザが必要です。30日間有効の観光ビザ取得の仕方は2種類あります。

  • ビザ・オン・アライバル(到着空港で支払・取得)
  • e-VOA(所謂eVISA。事前にオンライン決済・取得)

2番目のe-VOAは2022年11月から運用開始されました。e-VOAには専用レーンがあって、ビザオンアライバルの申請の列に並ばなくてよいというもの。

https://molina.imigrasi.go.id/

で、今回後者のe-VOAを試したのですが、入力がめちゃくちゃ面倒な上に、子供は申請出来なかったんですよね。詳細な理由はちょっとよく覚えていないのですが、子供達の分だけ、最後クレジットカード決済のところでエラーになってしまったんです。もしかするとクレカの名義が違うから?

決済エラー, e-Visa on arrival, インドネシア, 観光VISA電子申請

で、まあ空港でも出来るしいいか、ということであまり追求せず、子供達の観光ビザは空港到着時にVISA on Arrivalで取得したのですが、列も殆ど並んでおらず、手続はクレカ決済含めeVISA申請より遥かに簡単かつ一瞬で終わりました。何ならその後の入国審査の行列待ちの方が100倍位時間が掛かったので、今回に関しては結果的に空港でのVOAで良かったなと。

ただ、今回VOAの列が並んでなかったのはタイミングが良かっただけかも知れないので、あくまでもご参考まで。

ビンタンビールで乾杯!

さて、ング・・・グラ・・・グリトグラ・・・えっとなんだっけ。

そうそう、ングラ・ライ国際空港。

先進国の様に綺麗でよく整備されていますね。タンソンニャットから来るとそのギャップに驚かされます。バンコク・スワンナプームの無機質なスチール感よりもこちらの方が温かみがあって好みです。

到着ロビー, ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/100 sec, ISO250)

ただ、レストランはイケてないですね。バリ島の料理を食べたかったのですがあまりラインナップが無く、中途半端な多国籍麵屋に入りました。旅を通して実感するのですが、食(味そのものと、レストランの充実度の両面)に関してはベトナムの圧勝です。タイでも同じことを感じました。食に関してベトナムに勝負を挑めるとすれば、台湾、香港辺りか・・・

ともあれ、まだ昼ですが、バリ島初上陸はこれで祝わないわけには行きません。

そう、ビンタンビール!!インドネシアの国民的ビールです。もしかしたら初めて飲むかも?

ビンタンビール, ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)SONY ILCE-7C (39mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO800)

ミーゴレンのような、ちょっとよく分からない麺。空港のはちょっとあれですが、バリ島内で食べた本物のミーゴレンは美味しかったですよ。

レストラン, ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO800)

海外eSIMトラブルで物理SIM購入

さて、スマホについてはいつも愛用している海外旅行用eSIMを予めベトナムで購入・インストールしてあったので、空港で回線をONにするだけ・・・の予定だったのですが、エラーとなり繋がりませんでした。「4G」などと表示されるべきところが「E」表示。

すぐにTwitterのDMでサポートと連絡を取りましたが、どうもインドネシアの通信キャリアとの間で何らかの接続トラブルが起きていた模様。

Airalo, esim, support chat

結局、週末に入っていたこともありすぐには解決しなさそうだったので仕方なく空港で物理SIMを購入、Airaloの方は後日返金してもらいました。Airaloの通信トラブルは残念でしたが、サポートの対応は悪くありませんが、まだそれほど歴史の長いサービスではないのでこういったトラブルはちょいちょい起こるのでしょうね・・・

Airaloの使い方やトラブルシューティングについては下記を御覧下さい。割引クーポンコードもあります。

【割引クーポン】海外eSIMは「airalo」が安くて簡単でおすすめ | サービス比較と使い方
2023年12月22日更新:主なeSIMとの料金比較例を追記 こんにちは。ついこの間テト休暇にベトナムからタイ〜ラオス旅行に行ったのが既に遥か昔の事のように思える10max(@10max)です。 その際に、渡航先のタイ・ラオスでのスマホのネ...

ングラ・ライ国際空港で購入出来る物理SIMカードは、この20GBでIDR250k(2,300円くらい)のものが最安な感じ。5日間でそんなに使わないと思いますが、仕方ありません。

SIMカード売り場, ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)

Apple iPhone 12 Pro (6mm, f/2, 1/50 sec, ISO320)

そんなこんなで、と言うよりもほぼほぼイミグレに異常な時間を要したせいで、結局空港を出たのは16時過ぎになってしまいました。

  • ングラ・ライ国際空港着陸 13:30頃
  • イミグレ到着 13:50頃
  • 入国審査完了 15:20頃
  • 昼食 15:35頃〜
  • 空港外でドライバーと合流 16時過ぎ

午後のスコールと「神々の棲む島」の片鱗

ウブドの宿へ向かいます。宿のドライバーさんが空港で待ってくれています。

到着ロビー, ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/100 sec, ISO125)

宿のオーナーさんとは予めWhatsappで連絡していましたが、実はオーナーさん自身がドライバーだったようで、空港着陸以降連絡を取り合っていました。ピックアップ場所もWhatsappでやり取りします。

空港を出ると割と激しい雨が降っていました。夕方のスコールでしょう。しかし間もなく小降りになります。ホーチミンのスコールと似たような感じです。

ウブドへの道すがら、ヒンドゥ寺院らしいゴープラムと呼ばれる塔門が頻繁に視界に入ってきます。その寺院の多さに、神々の棲む島たる片鱗を早くも見せつけられます。何なら家より寺のほうが多いんじゃね?と言いたくなる程で、片鱗どころか神々棲み過ぎじゃね?と圧倒されます。

オーナー兼ドライバーさんは英語が堪能で色々教えてくれまして、寺院が沢山あるのには理由があるらしいのですが、その辺りのお話はまた改めて・・・

バリ島の街中の風景Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/120 sec, ISO40)

田園コテージで虫の音に囲まれSINGARAJAビールを頂く

ングラ・ライ国際空港を16時半頃に出発し、約2時間のドライブの後、ウブドのコテージ「Puri Raya Villa」に到着しました。

このコテージがまた非常に素晴らしく、激推しなのですが、また別途詳しくご紹介します。

ウブド, コテージ, 水田, Puri Raya Villa, バリ島Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/7 sec, ISO800)

ウブド, コテージ, 水田, Puri Raya Villa, バリ島SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/30 sec, ISO400)

レストラン棟で夕食です。バリ島家庭料理を、SINGARAJAというバリ島の地ビールで頂きます。

バリは本当にインテリアや装飾がいちいちお洒落。

ウブド, コテージ, 夕食, Puri Raya Villa, バリ島SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO1600)

ウブド, コテージ, 夕食, Puri Raya Villa, バリ島SONY ILCE-7C (35mm, f/5, 1/40 sec, ISO8000)

こちらは、みんな大好きミーゴレン。間違いないやつです。

ミーゴレン, ウブド, コテージ, 夕食, Puri Raya Villa, バリ島SONY ILCE-7C (35mm, f/4, 1/40 sec, ISO2500)

食事の後も部屋でビール飲みたいな〜、とオーナーさんに言ってみたところ、宿には在庫が無いらしく、なんとバイクで買って来てくれました。優しみ。

ウブド, コテージ, 水田, Puri Raya Villa, バリ島SONY ILCE-7C (52mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO12800)

オーナーさんが買ってきてくれたビールをコテージのテラスで頂きます。至福の時間です。

ビンタンビール, ウブド, コテージ, 水田, Puri Raya Villa, バリ島SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO10000)

ビンタンビール, ウブド, コテージ, 水田, Puri Raya Villa, バリ島SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO12800)

虫の音がかまびすしいバリ島の田園の夜。むしろ虫の音以外何も聞こえません。

そんな様子を動画で御覧下さい。なお厳密には虫の音以外に、最初の2秒くらいで「バタン!」と音がしますが、子供がトイレのドアを閉めた音ですw

もうね、何と言えば良いんでしょうか。もうこれだけで大優勝ですよ。

しかし本当の完全優勝は翌朝訪れるという事を、この時点では知る由もなく・・・乞うご期待。

ビンタンビール, ウブド, コテージ, 水田, Puri Raya Villa, バリ島SONY ILCE-7C (92mm, f/4.5, 1/25 sec, ISO12800)

(2023年4月29日の記録)

つづき↓

コテージ前が棚田の絶景!ウブドの魅力全部入りの神宿「Puri Raya Villa」| バリ島子連れ4泊5日(2)
昨夜は無事にウブドの宿にチェックインし、バリ島料理を堪能し、コテージの前の田んぼと虫の声に包まれながらバリ島ビールを堪能しました。 この「Puri Raya Villa」という田園コテージ、とんでもない神宿でした。 「バリ島でどこが一番良か...

記事一覧:バリ島子連れ4泊5日の旅【神々の棲む島】(2023年)

バリ島子連れ4泊5日【神々の棲む島】(2023年)
「バリ島子連れ4泊5日【神々の棲む島】(2023年)」の記事一覧です。

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