ホーチミン市のローカルグルメ

台湾とベトナムの粋が昇華した台湾牛肉麺の名店@ホーチミン3区 | a bowl of noodle

こんにちは。最近自宅のあるホーチミン3区周辺のローカル飯の層が厚過ぎて、全然筆が追いつかない10max(@10max)です。

よく参考にしているベトナムローカルニュースサイトのグルメ記事で、サイゴンっ子達にも人気の3区の台湾牛肉麺の名店が紹介されていたのですが、もう記事を読むまでもなく美味そうなので(いや読めよ)、早速突撃してみました。

こちら、単に台湾牛肉麺をそのままベトナムに持って来ただけでなく、経験豊かな台湾人シェフがベトナムの食文化をリスペクトしつつ生み出した逸品なのです。多種のスパイスが醸し出す奥深すぎるスープやコシのある自家製麺など、ベトナムにおいて他では中々味わえない貴重な一杯です。

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台湾とベトナムの粋が昇華した台湾牛肉麺店「a bowl of noodle」@HCMC3区

サイゴンっ子達の間で、台湾料理が人気らしいです。

かつてベトナムに伝わり発展したベトナム風中華料理も、そして台湾料理も、同じ広東省、福建省辺りの影響を強く受けているため、台湾料理がベトナム人の口に合うのは必然といえば必然でしょう。

そしてそれが我々麺ズの大好物であることもまた、必然なのです(えっと、話飛んだ・・・?良いんです!)。

「a bowl of noodle」はそんな台湾料理界の代表選手「台湾牛肉麺」の名店です。

こちらのオーナーである台湾人シェフ、単に台湾牛肉麺の味をそのままベトナムで提供しているだけではないようです。以下、ベトナムローカルニューサイトより引用。

この店を経営するのは台湾人のツァオ・シュー・イェンさん、通称ジョジョさん。ツァオさんは台湾の料理業界で20年以上の経験があります。ベトナムで8年間暮らし、ビジネスを行った後、この女性シェフは、台湾人の味はベトナム人よりも甘くなく、淡白であることに気づきました。

そこで彼女は、ベトナム人シェフのグエン・ティ・ホン・トゥイさんとともに、ベトナム人の味覚に合った豊かな風味の伝統的な台湾料理のレシピを研究し、考案しました。

出典:VNExpress

もう「通称ジョジョさん」と言うだけで奇妙な味の冒険にいざなってくれる名シェフの予感しかしませんが、つまり、台湾とベトナムの食の粋が高いレベルで融合・昇華したのが、「a bowl of noodle」の台湾牛肉麺なのです。

a bowl of noodleのアクセス

お店はホーチミン3区ですが、安宿街のあるブイビエン通りから車で10分ほどと割とアクセスの良い立地です。

外観と店内

台湾料理の店にしては、「えっ、こんな?」と言うようなベトナムドローカルな地味な路地にあります。ここを進んで行きます。

外観, 台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleSONY ILCE-7C (75mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)

ありました。確かにこの一隅だけちょっと違う世界観を感じますが、やはり非常に地味です。だが、それがいいんです。

外観, 台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleSONY ILCE-7C (40mm, f/2.8, 1/320 sec, ISO100)

店内入ってすぐに厨房があります。本格的な台湾牛肉麺の調理法を見せるためだそうです(そこ撮ってなくてスミマセン)。その代わり、牛肉麺らしく牛肉の部位の絵を載せておきます。「台湾牛肉麺」の字が何かちょっと可愛い。

店内, 台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO200)

よく見ると肉の部位の文字も何かちょっと可愛い。ジョジョさんが書いたのかな。

店内, 台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO500)

客席は意外と奥深いベトナム風うなぎの寝床スタイル。

店内, 台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO400)

メニュー

メニューは表裏1面ずつ。表は牛肉麺のバリエーション。筆者は最初は当然シグネチャーの「Taiwanese beef noodle」(右上)を攻めました。

メニュー, 台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/100 sec, ISO320)

裏面はサイドメニュー系。筆者は上の真ん中の「Taiwanese fried pork chop」が美味しそうだったので頼みました。

メニュー, 台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO200)

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実食!滋味深いスープとコシのある麺が最高・・・

やがて着丼します。それを待つ間は間違いなく人生で最高の時間の一つです。

 

ドーン!!!

台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/35 sec, ISO400)

いやまず見た目が美しすぎます。そして着丼の瞬間に鼻腔をくすぐる、多種のスパイスや八角が複合した滋味深い香りが堪りません。これはベトナム麺には中々ない奥深さ。これらのスパイスや牛肉、麺なども含め、この一杯には40種類以上の具材が使われているのだとか。

牛肉も柔らかく味がジュワジュワに染み込んでいて最高です。スネ肉はオーストラリア産のものを使っているらしいです。

台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/35 sec, ISO250)

そして麺!麺は全工程手作りで、日本のラーメンの麺に近い引き締まった歯ごたえがあります。これはベトナム料理や、ベトナム中華の店でも味わえない大変貴重なものです。

台湾牛肉麺, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/35 sec, ISO200)

台湾風フライドポークも、表面はサクッと揚げられ、中はジュワッと柔らかく、この上ないものでした。麺単品の量はそれほど多くないので、お腹いっぱいになりたい向きにはお薦めです。

台湾風フライドチキン, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO250)

卓上のチリやSate、あるいは注文すると出してくれる専用のタレを付けて頂きます。

つけだれ, ホーチミン, a bowl of noodleApple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/35 sec, ISO200)

 

と言うことで大変良き一杯、そして大変貴重な店を知ることが出来ました。

ベトナムの麺料理は大好きなのですが、やはりDNAの奥の方が定期的に渇望する麺料理の根源というのはこの辺りにあるんじゃないか、と思い知らされました。

台湾で生まれベトナムで昇華した秀逸な台湾牛肉麺、ぜひお試し下さい。

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